「MANIFEST／マニフェスト」主演のメリッサ・ロクスバーグとジョシュ・ダラスにインタビュー！タイムスリップしたキャラクターを演じる難しさを語る

「MANIFEST／マニフェスト　シーズン2」

2020.08.212024.02.28

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』など、数々のヒット作を生み出してきたロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めた話題のドラマ「MANIFEST／マニフェスト」。828便の飛行機に搭乗した主人公・ミカエラたちが着陸すると、5年の歳月が経過しているというストーリーで、ミステリー、SF、タイムトラベル、ヒューマンドラマなど数々の要素が満載。2018年には、新作ドラマ全米視聴率No.1を記録した。

「MANIFEST／マニフェスト　シーズン2」

そんな本作の待望のシーズン2が、スーパー！ドラマＴＶにて10月20日(火)より独占日本初放送される。シーズン2放送に先駆け、tvgrooveは主人公のミカエラを演じたメリッサ・ロクスバーグとミカエラの兄ベンを演じたジョシュ・ダラスにインタビューを決行。タイムスリップしたキャラクターを演じた感想などを伺ってきた。

メリッサ・ロクスバーグとジョシュ・ダラス↓

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メリッサ・ロクスバーグさんとジョシュ・ダラスさんお二人から見た、ミカエラとベン兄妹の魅力とはなんですか？

メリッサ：二人は陰と陽というか、互いに反対でありながら釣り合いの取れた関係なのだと思う。ミカエラは感受性がゆたかで、信念を軸にしている女性である一方で、ベンはとても合理的な男。それでも兄妹は深く愛し合っている。シーズン１では、母に先立たれるなど、すっかり変わってしまった世界へ戻るから、それまで二人の間にあったちょっとしたズレや違いを乗り越えて、一心同体になるの。

ジョシュ：メリッサはいい人だから共演してて楽しい。

メリッサ：ジョシュも悪くないわ（笑）。

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ジョシュ：兄妹を主演に据えたこういうシリーズは良い。二人の関係性の描き方もとても良いと思う。シーズン2に入ると、この二人の関係は相当試されることになる。でもメリッサが言っていたように、ミカエラとベンは、ものの見方や物事に対するアプローチが対照的だから見ていて面白いと思う。共演しているメリッサとは出会った日から、ラポールが出来上がっていたというか、相性がすごく良かった。それは作れるものではないと思う。だからラッキーだった。

5年という月日が一瞬に過ぎてしまい、タイムスリップの経験をしたキャラクターを演じていますが、この設定だったからこそ、役柄を演じる上で難しく感じた部分、チャレンジだと感じた部分はありますか。

メリッサ：自分では到底想像のつかない状況を演じる難しさはある。人間や恋愛関係を描くドラマなら、自分の経験をベースにできるけれど、未来へのタイムスリップはさすがに未経験だから、表現するのが難しい。

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ジョシュ：ことの重大さを演じる難しさはある。コメディではないからね。コメディにはコメディの難しさがあるけれど、このシリーズにはそれとは全然違う難しさがあって、それは、5年半もの間消息を絶った飛行機がタイムスリップするというハイコンセプト且つものすごく重い状況を描く難しさ。信憑性を持たせるには、相当なエネルギーが必要で、長時間におよぶ撮影だと特に難しい。幸い脚本も素晴らしいし、スタッフもキャストも優秀なので、お互いにレベルアップしようと切磋琢磨しているんだ。

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ジョシュ・ダラスさんは自身も二児の父親ですね。息子を守るために全力を尽くすベン・ストーン役を演じてみていかがでしたか？自身の私生活に重なる部分、または、ベン・ストーンという役柄を通して改めて気づかされた部分などはありますか？

ジョシュ：ベンの子供に対する愛情には、多いに影響を受けている。ただ、シーズン１のベンは子供を守るためなら、危険に晒すこともいとわないけれど、僕自身がそういう状況にいたら、そこまでのことをする自信はないな。

そういう意味では、ベンは周りが見えなくなっている時がある。ベンは、完全に自覚していなくとも、子供とその瞬間を精一杯生きなければという意識がどこかで働いているのかもしれない。骨を追いかける犬のように、事件の真相解明に夢中になるあまり、子供の心がどういう状態にあるのかが二の次になってしまうことがあるけれど、そこは、人の親である私とてしても多いに学びになる部分かな。自分も、子供と一緒にいる時はもっとマインドフルにならなければならないと思っている。