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フェイスブック、会議に活用できる「VRアプリ」をリリースへ アニメのようなアバターとなってバーチャル空間の会議に出席

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SNS大手のフェイスブックが、最新技術を活用した電話会議やビデオチャットのような機能を提供することを発表した。

CNNが今週木曜に報じたところによると、フェイスブックが新たに展開するのはVR(拡張現実)を利用したアプリで、まるで会議室のテーブルを囲んでいるかのような形で、他の人と会話ができるものだという。

「Horizon Workrooms」と名付けられたこのアプリは、VR機器Oculus Quest 2のユーザーであれば無料で利用できる。VRヘッドセットを使用することにより、最大16名のユーザーが好みでカスタムしたアニメのようなアバターとなってバーチャル空間の会議に出席することができるのだ。また最大50名まで、ビデオ通話のような形でオンライン会議に参加することができるようになっている。

https://twitter.com/boztank/status/1428362232660774941?s=20

アバターは身振り手振りなどのジェスチャーを活用し、まるで本当に人が話しているかのような表現力で会話ができるという。会議室にはプレゼンテーション用のホワイトボードがバーチャルで設置されているそうだ。

Facebook Reality Labs社の副社長アンドリュー・ボスワースは、「18ヶ月におよぶパンデミックの中で、我々の技術は非常に重要なものであると、大きな自信につながった」と語っている。なお、この機能はすでに1年ほどフェイスブック社内で活用しているという。

フェイスブック社とOculus社はこれまでにも、「Oculus Rooms」や「Facebook Spaces」といったVR上で少人数が集まることができるアプリを発表している。2019年には2つとも停止したものの、代わりとなる「Horizon」というアプリを2020年にリリースしていた。

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