人気歌手のアリアナ・グランデが、自身が審査員を務めるオーディション番組「ザ・ヴォイス」で思わず涙を流し、その動画が話題となっている。
アリアナ・グランデといえば、人気オーディション番組「ザ・ヴォイス」の新シーズンで、新審査員に就任。現在ケリー・クラークソン、ジョン・レジェンド、ブレイク・シェルトンらと審査員を務めている。
10月11日の放送回で、アリアナは初めて自身のチームから、どちらかの出場者を排除しなければいけないという決断を迫られた。
この回では、出場者のケイティ・レイとベラ・デナポリがペアとなり、バーブラ・ストライサンドとドナ・サマーのカバー曲「ノー・モア・ティアーズ」をパワフルな歌声で歌い上げた。
【動画】Bella DeNapoli vs. Katie Rae – “No More Tears (Enough Is Enough)” | The Voice Battles 2021
二人が歌っている途中からすでに涙を目に浮かべていたアリアナ。歌い終わったあと、ケイティかベラどちらが勝者か決めなければいけないアリアナは、涙声で「二人のことが大好き。二人とも本当に驚異的で、どちらかが劣っているなんてないの。私はあなたたちと一緒に仕事ができて、そして一緒の時間を過ごすことができて本当に光栄に思う。二人をとても誇りに思うわ」と声を詰まらせながら話し、これにケリー・クラークソンも、出場者二人ももらい泣きした。
二人のどちらかを選ばなければいけないアリアナ。「オーマイゴッド。（二人のどちらかを選ばなきゃいけないなんて）ツラすぎるわ」と言うと、これにはケリーも「言ったでしょ！」とコメント。最終的にケイティを選んだアリアナだが、大変な決断だったようで「これはセラピストに話さなきゃ」と、いかに大変な決断であったかを表現した。
今後の回でも勝者を選んでいくことになるアリアナ。審査員としての決断は、なかなかメンタル的に大変な部分もあるようだ。
