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ザ・ウィークエンド、ご近所さんジム・キャリーとなんと「望遠鏡」でお互いを見合う! 異色の友情に注目集まる

ザ・ウィークエンド(左)、ジム・キャリー MUSIC/ARTISTS
ザ・ウィークエンド(左)、ジム・キャリー

人気R&B歌手のザ・ウィークエンドと、コメディ界のレジェンドとも呼ばれるジム・キャリーが意外な友情を育んでいることが判明した。

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ザ・ウィークエンドは、Variety誌の最新号の表紙に登場。この巻頭インタビューにて、自身の最新アルバム「After Hours」についてや、誕生日にジム・キャリーがしてくれた意外すぎるサプライズについてなどを明らかにした。

このインタビューで、俳優ジム・キャリーとの友情を明かしたザ・ウィークエンド。「(ジム主演の)『マスク』(1994年)は、俺が初めて映画館で見た映画なんだ。母が連れて行ってくれて、当時4歳で、マジでぶっとんだ」と、幼少期からジムにあこがれていたと話した。

そんなザ・ウィークエンド、実は現在米ロサンゼルスにて、ジムとご近所さんだということが発覚。ウィークエンドは「ジムに俺のアドレスをメールで教えたら、彼が『うちのバルコニーから君の家が見えるよ』って返事が来て。だからお互い望遠鏡で家を見て手を振ったんだ。しかも僕が『マスク』を見た映画館の名前を言ったら、彼も知ってたんだよ!」と、偶然が重なったことを明かした。

さらに今年2月にあった誕生日も、ジムと一緒にお祝いしたというザ・ウィークエンド。「30歳の誕生日にジムが俺に電話をくれて、『窓の外見て』っていうから見たら、赤い巨大なバルーンがあったんだ。それから彼が僕を迎えに来てくれて、一緒に朝食を食べに行った」と、なんともロマンティックな演出でサプライズをしてくれたことを告白し、「非現実的だったよ。ジムは俺がパフォーマーになろうと思わせてくれた初めての人だったし、30歳初日にそんな人と朝食を食べるなんて」と、特別な30代の幕開けとなったことを話した。

お互いを望遠鏡で見合うというなんともユニークなコミュニケーションの仕方だが、異色の友情に今後も注目が集まりそうだ。

また新アルバム「After Hours」についても語ったザ・ウィークエンド。彼は楽曲「Faith」について「これは2013年~2014年の、人生で一番暗い時期についての曲。個人的な悩みがあって、本当にまいってた。ラスベガスで逮捕されたしね」と、当時警察に暴行を加え逮捕されたことを含み、私生活が順調ではなかった時期を振り返った。

「ロックスターみたいな時期だったよ。あまり誇れない。曲の最後にサイレンが聞こえるんだけど、それは俺がパトカーの後部座席に乗ってる時に聞こえた音なんだ」「たまに自分から逃げたくなる時があるだろ。そして結局、同じ場所に戻ってしまう。このアルバムを聞き終える頃には、“自分は過去と同じ人物じゃないんだ”って気づくんだ。昔はそうだったけど、今は成長して賢くなってる。いつか子供も持つし、子供たちに“そういう人(過去のウィークエンドのような人)”にならなくていいんだって伝えるんだ」

「After Hours」は、アメリカ国内だけでも発売初週に44万枚相当を売り上げ、カナダ出身のアーティストとして新記録を打ち出した。今回そんな同作が、全米アルバム・チャートで2週連続1位に輝いた。さらにアルバムリード曲の「Blinding Lights」も2週連続1位を獲得したことが明らかとなった。

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