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クリスマス当日、エリザベス女王のいる英ウィンザー城へ男が侵入を試み、逮捕される

エリザベス女王2世 NEWS
エリザベス女王2世

クリスマス当日、英ウィンザー城に侵入しようとしたとして男が逮捕された。ET onlineが報じている。

管轄するテムズ・バレー警察によると、男は12月25日(土)、「警備対象地区への侵入および武器の所持」の疑いで逮捕されたという。

警察は発表した声明文にて、「警備対象地区への侵入および武器の所持の疑いで逮捕されたのは、サウサンプトンに住む19歳の男である」「男が立ち入った瞬間、ただちに警備システムが作動され、建物への侵入はなかった」と公表、女王の身に危険が及ぶようなことはなかったと強調した。

なお、男は手にボウガンのようなものを所持していたが、逮捕時に没収されたという。

声明文の中では、男が現在、精神鑑定を受けた上で勾留されていることも伝えられている。男は精神保健福祉法のもとにあり、医療従事者によるケアを受けている状態だそうだ。

ロンドン警視庁はこの事件について依然捜査中だが、一般へ危険がおよぶ可能性は低いという。

エリザベス女王は例年、クリスマス前から2月初旬まで休暇をとり、ノーフォークにあるサンドリンガムの別宅で過ごす。しかし、新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の爆発的な感染拡大により、昨年同様予定を変更。今年もウィンザー城で過ごすことを発表している。

今回の事件について、女王および王室メンバーが報告を受けたのは、クリスマス祝会の最中だったという。

今年4月、エリザベス女王が70年以上連れ添った最愛の夫フィリップ殿下が他界した。フィリップ殿下なしで過ごす初めてのクリスマスとなる今年、女王のもとにはチャールズ皇太子とカミラ夫人ら王室メンバーがひんぱんに訪れ、感染対策を徹底しながら、穏やかな時間を過ごしているという。

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