ジョシュ・ギャッド、実写版『美女と野獣』で演じたゲイキャラクター=ル・フウについて語る! じつは映画の捉えられ方に納得していなかった? 「ぼくが後悔しているのは…」

ジョシュ・ギャッド
ジョシュ・ギャッド

ジョシュ・ギャッドが、実写版映画『美女と野獣』内での自身のキャラクターについて語っている。

実写版『美女と野獣』については、2017年に公開されるにあたり、監督のビル・コンドンがあるキャラクターについて「ゲイであることをほのめかすシーンがある」と発言。これを受けアラバマ州のある映画館では公開そのものが禁止された。

そんな「ゲイであることをほのめかしている」キャラクターこそが、ジョシュ・ギャッドが演じたル・フウだったのだ。

ル・フウは作品内で主人公ベルに結婚を迫り、野獣と敵対するキャラクター、ガストンの手下。そんなル・フウについて監督は「ル・フウはいつかガストンのようになりたいというあこがれのような感情と、いつか彼にキスしてみたいという恋愛のような感情を持っている。彼自身、このような感情を持っていることに初めて気づき、戸惑うんだよ」と語っている。

そして、今回The Independentのインタビューに登場したジョシュは、ゲイという存在が初めてディズニー作品に取り入れられたことについて、「ぼくたちはそんなに褒め称えられるようなことはしていない」と語り、「『見て!ぼくたちは勇敢なことをしているでしょ!』なんて胸を張って言えるほどには至っていないんだよ。ぼくが後悔しているのは、『ディズニーが初めてゲイを描いた瞬間』としてこの作品が認知されてしまったこと。そんな意図はなかったんだ。これによって自分たちが称賛されるはずだなんて考えはなかったんだよ。正直に言って、ディズニー映画におけるゲイのキャラクターがどうあるべきか、ぼくたちはきちんと理解していなかったんだから」と、映画のとらえられ方に納得していないことを明かした。

その上で「もし自分たちのことを称賛したいのであれば、もっと積極的に動くべきだった」と語ったジョシュは、「誰しもが映画館で見る機会を持ってる。ぼくも含め、ぼくたちはそのために十分なことをしてこなかったと思っているんだ」と付け加えている。

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