アリアナ・グランデは、ただのポップ・スター以上の存在になってきているかも知れない。
Cosmopolitanによると先週末、「反トランプ」を掲げる女性による行進「ウィメンズ・マーチ」が行われ、数十万人もの女性が参加。女性軽視的発言の多いトランプに対する不満など、それぞれが意見を主張した。
多くの女性は手作りのメッセージボードを持ち行進をしたのだが、今回のマーチでは歌手アリアナ・グランデの「サンキュー、ネクスト」をベースにしたボードが目立ったという。同曲は、これまで交際してきた元カレたちに感謝して、次に進むといった歌なのだが、これが反トランプを訴える際にぴったりだったようだ。
アリアナはインスタグラムに、数々のメッセージボードのコラージュ写真を投稿。「サンキュー、ネクスト」の代わりに「ファッ○ユー、ネクスト」と、トランプの顔写真とともに書かれていたり、「サンキュー、ネクト・プレジデント（次の大統領）」、「元カレ（オバマ）にとても感謝してる」などと、同曲の歌詞を使い意思を主張したボードが沢山見られる。
— Ariana Grande (@ArianaGrande) January 20, 2019
以前よりフェミニストを公言しているアリアナ。昨年発表した楽曲「God Is A Woman / ゴッド・イズ・ア・ウーマン」では、「神は女」「あなたは私に夢中で、私のことを愛しすぎて、神様は男性ではなく女性だと思い始めたでしょ」などといった歌詞が話題を呼んだ。
アリアナ自身がウィメンズ・マーチに参加したかは不明だ。しかし女性の権利が訴えられるこの時代に、アリアナはアイコンの一人になってきているのかも知れない。
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