「セックス・アンド・ザ・シティ（SATC）」の続編は、年頃の子供を持つ親世代にとって衝撃的なものとなったようだ。
※この記事は「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」第一話のネタバレを含みます。
12月9日（木）、米HBO Maxにて「SATC」の続編となる「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」が配信開始となった。
かつて「SATC」で恋に仕事に奮闘する姿が描かれた30代の女性たちは今や50代となり、主要キャラクターの1人ミランダは、息子が17歳となり、思春期の少年の親ならではの悩みを抱えることに。
そんな第一話で交わされた会話の中に、年頃の子供を持つ親にとって衝撃的と言えるものがあったのだ。
それが、キャリー、シャーロット、ミランダがブランチをする中で、ミランダが発したセリフだ。
ミランダの息子ブレイディには、すっかり深い関係になった彼女ルイーザがいる。会話の中では、ミランダと夫スティーヴがそんな二人の関係を応援しており、ルイーザが定期的に家に泊まりにくることも許している。
その上でミランダは、ブランチを共にしていたキャリーとシャーロットに対し、「今朝、ブレイディの部屋に入るときに、使用済みのコンドームを踏んじゃったのよ」と切り出すのだ。
この発言に衝撃を受けたのが、視聴者の1人であり2人の子供を持つ女性エリザベス・トリニカだ。彼女はThe Postの取材に対し、「親が家にいるのに彼女とそんなことをして、しかも使用済みのコンドームを親が拾うなんて、そんな行動を許しているミランダが信じられない」と語り、「10代のうちは、きちんと親に敬意を払うべきよ」と付け加えた。
そして、自分の子供たちがそのような行動を取ることは絶対に許さないとし、「息子がセックスしてるところなんて聞きたくないわよ。私が家にいない時にやって！」と語っていた。
一方、ミランダの教育に賛同する親もいる。
18歳の息子を持つ女性ロビン・ゴーマン・ニューマンは、「これは単なるドラマではなくて、実際に起こり得ること」と語ると、「私のジムのトレーナーから聞いた話だけど、10代の子供たちがジムを貸し切って、パーティーしていたんだって。トイレでセックスしているのが他の人にバレないように、見張りも立てていたそうよ」と続けた。
そんな彼女は、息子がガールフレンドを家に連れてきているときは自室のドアを開け放しておくように言い聞かせているという。一方で、スリルを求めて危険な場所でするくらいなら、自宅でしてほしいとも考えているという。「子供の考えていることなんてわからないものよ」と語ったロビン・ゴーマン・ニューマンは、「10代の子が『セックスしたい』って思ったら、とにかくできる場所を探そうとするものなんだから」と付け加えた。
「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」はU-NEXTにて字幕版・吹替版同時に12月29日（水）より見放題で独占配信。
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