【追記:2026年9月25日】
死因は複数薬物の毒性作用、検視当局が「事故」と判断
米サウスカロライナ州グリーンビル郡の検視当局は9月22日、ヘイデン・パネッティーアさんの死因を正式に発表した。8月16日に36歳で亡くなってから、約1カ月後の発表となる。
死因として挙げられたのは、フェンタニル、4-ANPP、アルプラゾラム、メトカルバモール、クエチアピンの毒性作用。検視当局は死亡の態様を「事故」と判断した。解剖では、死亡につながる外傷は確認されなかったと報じられている。(AP通信)
これまで本記事では、現場でナロキソンの投与器具が見つかったという報道などを紹介しつつ、正式な死因は未確定としていた。今回、検視当局の発表によって、複数の薬物による毒性作用が死因だったことが明らかになった。
死因判明後も警察の捜査は継続
一方、死因の発表をもって、警察の捜査が終了したわけではない。グリーンビル警察は9月22日、引き続き情報収集と捜査を進める方針を示した。(CBS News)
今回示された死因と「事故」という判断は、薬物の入手経路や、死亡に至るまでの経緯すべてが解明されたことを意味するものではない。関係者の責任などについても、現段階で断定することはできない。
以下は、正式な死因が発表される前の2026年8月20日時点の報道です。
36歳で急死したドラマ「HEROES/ヒーローズ」「NASHVILLE/ナッシュビル」などで知られる女優ヘイデン・パネッティーア。その死をめぐる調査に、米麻薬取締局(DEA)が加わったことがわかった。
ヘイデンは8月16日、米サウスカロライナ州グリーンビルで意識不明の状態で発見され、その場で死亡が確認された。8月20日時点では正式な死因は明らかになっておらず、地元警察や検視当局が調査を続けていた。
米麻薬取締局(DEA)が調査に参加
TMZなどは、米麻薬取締局(DEA)の捜査官がヘイデンの死をめぐる調査に協力していると報じた。
DEAは、違法薬物や規制薬物の流通などを取り締まる米司法省傘下の連邦機関。当時、DEAが加わった具体的な理由や、何を調べているのかについては明らかになっていなかった。
一方、ヘイデンが発見された現場では、オピオイドの過剰摂取を緊急に治療する薬「ナロキソン(商品名:Narcan)」を投与するための器具が見つかったと報じられていた。
ナロキソンは、ヘロインやフェンタニル、処方オピオイドなどによる過剰摂取の際、呼吸抑制などを一時的に回復させるために使われる薬である。
ただし、器具が見つかったという情報だけで、摂取した物質や死因を特定することはできず、この段階では検視・毒物検査の正式な結果が待たれていた。
交際相手が警察に「使用していた薬」を提示
報道によると、ヘイデンが死亡した際、現場には交際と破局を繰り返してきたブライアン・ヒッカーソンとその兄弟がいた。
ブライアンは警察に対し、ヘイデンが使用していたという薬が入った袋を示したとされている。ただし、これだけで薬の入手経路や死亡に至った経緯が明らかになったわけではない。
ヘイデンは生前、アルコールやオピオイドへの依存について本人が公に語っていた。
当初の解剖では「外傷なし」、毒物検査の結果を待っていた
当初の解剖では、死亡につながるような外傷は確認されなかった。警察も、初期の調査では事件性や不審な状況を示す証拠は確認されていないとしていた。
一方、完全な検査結果が出るまでには最大3カ月ほどかかる可能性があると報じられ、8月20日時点では死因と死亡の態様はいずれも調査中だった。






