アリアナ・グランデが、ひとつの大きな節目を迎えた。
アリアナは9月1日(現地時間)、英ロンドンのO2アリーナで「The Eternal Sunshine Tour」の最終公演を開催。6月6日に米カリフォルニア州オークランドで幕を開けたツアーは、アメリカ、カナダ、イギリスをめぐる全41公演を完走し、ロンドンでの10公演をもってフィナーレを迎えた。
最後のステージで涙「ずっと大切にする」
最後のステージで、アリアナは客席から送られる大きな歓声を聞くと、思わず涙ぐむ場面も。感情をこらえながら、「泣き崩れずに、ちゃんと感謝を伝えたい」とファンに語りかけた。
そして今回のツアーについて、「人生で最も美しく、特別な経験のひとつ」と振り返り、「心の底からありがとう。本当に特別だった。この経験をずっと大切にする。私には世界で最高のファンがいる」と感謝を伝えた。
さらに、ファンの衣装やメイク、メッセージにも触れ、「みんなとこうしてつながれることが大好き」とコメント。最後まで何度もファンへの愛と感謝を口にした。
Ariana Grande delivers an emotional speech at her final show on the Eternal Sunshine Tour. pic.twitter.com/wAXmDxxO1W
— Pop Base (@PopBase) September 1, 2026
「Honeymoon AvenueからHampsteadまで」41公演を完走
アリアナは最後に、「『Honeymoon Avenue』からHampsteadまで、ずっと私のそばにいてくれてありがとう」とも語った。
「Honeymoon Avenue」は、2013年にリリースされたデビューアルバム『Yours Truly』のオープニング曲。デビュー当時から現在まで自分を支えてきたファンへの感謝を、13年にわたるキャリアに重ねるような言葉だった。
今回の「The Eternal Sunshine Tour」は、2019年の「Sweetener World Tour」以来となる大規模ツアー。約3か月にわたり41公演を行い、10都市で計63万枚以上のチケットを販売した。
公演終了後には、アリアナ自身もツアーの写真や映像をInstagramに投稿。「ありがとう。そして、いつも愛しています」と、あらためてファンへのメッセージをつづっている。
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ツアーを終え、表舞台から距離を置く期間へ
そして今回のツアー終了は、アリアナにとってもうひとつの意味を持っている。
アリアナ側は8月、ツアー終了後に「表舞台から一歩引く」意向を発表。公の仕事や出演からしばらく距離を置き、休息を取る予定であることを明らかにしていた。
発表後には、ファンの間で「批判やネガティブな声に疲れてしまったのでは」と心配する声も上がったが、アリアナ本人は公演中にこの決断について説明。「突然決めたことでも、何かへの反応でもない」と強調し、以前から静かに計画していたものだと明かした。
また、「境界線を設けることは必要。人間には休みが必要なときもある」と語る一方で、今回のツアーについては、自身のプロとして、そしてクリエイターとしての人生における最高の経験であり続けるとも話していた。
ただし、これは音楽活動や芸能活動からの完全な引退・休止を意味するものではない。アリアナは11月25日公開予定の映画『Focker-in-Law』のプロモーションには参加する予定だと伝えられている。
約3か月にわたる41公演を走り抜け、最後の夜には涙をこらえながら何度もファンへ「ありがとう」を伝えたアリアナ。「The Eternal Sunshine Tour」の終幕は、彼女が次の章へ進む前の、大切な区切りとなったようだ。








