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マーベル映画『エターナルズ』監督クロエ・ジャオ、作品へのネガティブな評価に反応! 「みんなとの中間地点を探った」 実はコロナの影響もあった・・?

『エターナルズ』 FILMS/TV SERIES
『エターナルズ』

クロエ・ジャオが、昨年公開された映画『エターナルズ』に寄せられたネガティブな反応について、自身の見解を語っている。

ジェマ・チャン、リチャード・マデン、サルマ・ハエック、アンジェリーナ・ジョリーなど豪華キャストが出演したマーベルシリーズの映画『エターナルズ』。ところが公開されてみると、寄せられたのは「駄作」「つまらない」と言ったネガティブな評価だった。この監督をつとめたのがクロエ・ジャオだったのだ。

そんなクロエが今回、Empire誌のインタビューに登場。作品に対する評価について、自身の見解を述べている。

インタビューの中でクロエは、映画の公開時期が評価に影響した可能性があると指摘したうえで、「『エターナルズ』はそもそも、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』直後に公開される予定だったの。そのころ、世間には身近に迫る危機が存在していなかった」とし、「この作品は、人類にとっても神にとっても、実際に身に迫る危機をテーマにしている。(新型コロナウイルスによって)私たちはその危機をより現実的に感じてしまったの」と、新型コロナウイルスの感染拡大により、作品の捉えられ方が変わってしまったと語った。

また、クロエはこの作品について、マーベルという枠の中に、クロエの世界観が多く含まれていると付け加えている。

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インタビューの中で「今回の作品では、これまでの『私ならでは』といえる世界観から一歩踏み出して、みんなと共有できるものとの中間地点を探ったの。本当にそうしたつもりよ。でも結果として、双方にとって快適でないものになってしまったのかもしれないわね」と語ったクロエは、「自分の世界観が崩されることをあえて受け入れる人もいる。その人たちが私の作品を見て、『これは、自分のこれまでの感覚とはちがうものだ』って感じてくれれば。私はその瞬間が好きなのよ」と述べていた。

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