ダニエル・クレイグの後を継ぐ“次のジェームズ・ボンド”をめぐり、気になる発言が飛び出した。
映画『ダークナイト』シリーズや『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』、Apple TVの人気ドラマ『窓際のスパイ』などで知られる俳優ゲイリー・オールドマンが、「次期ボンド役はすでに決まっている」と取れる発言をしたのだ。
「彼らはもう選んだ」ゲイリー・オールドマンが意味深発言
オールドマンは9月4日、カナダの情報番組『The Morning Show』に出演。『窓際のスパイ』で共演するジャック・ロウデンが、次期ジェームズ・ボンド候補として名前が挙がっていることについて質問された。
オールドマンは、ロウデンが候補者のショートリストに入っているとの噂に触れながら、「もうすぐ分かるんじゃないかな。彼らはもう選んだ。決断はしたけれど、まだ発表していない」とコメント。さらに、「ジャックであることを願っている」と、長年の共演者を強く推した。
この発言が事実であれば、長年にわたって世界中の映画ファンを騒がせてきた「次の007は誰なのか」という争いは、すでに水面下で決着していることになる。
ゲイリー・オールドマン出演『The Morning Show』インタビュー映像
「ジャックであることを願っている」
ここで注意しておきたいのは、オールドマンが「ジャック・ロウデンが次期ボンドに決まった」と明かしたわけではないということだ。
オールドマン自身も「ジャックであることを願っている」と話しており、実際に誰が選ばれたのかを知っているのか、それとも業界内でキャスティングが決定したと聞いているだけなのかは明らかになっていない。
Amazon MGM Studiosからも、現時点で新たなジェームズ・ボンド役は正式発表されていない。
それでも、オスカー俳優であり、『窓際のスパイ』で長年ロウデンと共演してきたオールドマンの口から「もう決まっている」という言葉が出たことで、次期007をめぐる憶測はさらに加熱しそうだ。
ゲイリー・オールドマンが推すジャック・ロウデンとは?
ジャック・ロウデンはスコットランド出身の俳優。クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』や、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』などに出演してきた。
現在はApple TVのスパイドラマ『窓際のスパイ』で、MI5のエージェント、リヴァー・カートライトを演じている。同作ではゲイリー・オールドマン演じるジャクソン・ラムとともに物語の中心を担う存在で、その演技でエミー賞にもノミネートされた。
すでに“スパイ役”で存在感 次期ボンド候補として注目
ロウデンは『窓際のスパイ』で諜報員役を演じていることに加え、英国出身であることなどから、以前から“次期ボンド候補”のひとりとして名前が取り沙汰されてきた。
『窓際のスパイ』は9月16日よりシーズン6の世界配信がスタートする予定。今回のオールドマンの発言は、そのプロモーションで出演した番組で飛び出したものだ。
長年ロウデンの演技を間近で見てきたオールドマンが、自ら「ジャックであってほしい」と語ったことも、ファンにとっては気になるポイントだろう。
ジャック・ロウデン出演『窓際のスパイ』予告編
新たな007映画はドゥニ・ヴィルヌーヴが監督
次回の『007』映画については、すでに制作陣が続々と決定している。
監督を務めるのは、『DUNE/デューン 砂の惑星』『ブレードランナー 2049』『メッセージ』などで知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ。脚本は人気ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』を手がけたスティーヴン・ナイトが担当する。
さらに、『スパイダーマン』シリーズなどを手がけてきたエイミー・パスカルと、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・ハイマンという大物プロデューサー2人が参加している。
Amazon MGM体制で初めて選ばれるジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド役は、ダニエル・クレイグが2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に卒業。以来、アーロン・テイラー=ジョンソンをはじめ、さまざまな俳優の名前が次期ボンド候補として報じられてきた。
また、長年シリーズを率いてきたバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンからAmazon MGM Studiosへクリエイティブ面での主導権が移ったことで、次回作は007シリーズにとって大きな転換点となる。
つまり今回選ばれる俳優は、新たな制作体制のもとで誕生する最初のジェームズ・ボンドになる。
“7代目ジェームズ・ボンド”の発表は近い?
果たして、オールドマンが語ったように新たなジェームズ・ボンドはすでに決定しているのか。そして、その人物は彼が期待を寄せるジャック・ロウデンなのか。
世界中が待ち続けている“7代目ジェームズ・ボンド”の正式発表は、意外と近いのかもしれない。






