以前からバイセクシュアル（両性愛）であることを公表しているディズニー・チャンネル出身の女優ベラ・ソーン（21）が、自身はバイではなくパンセクシュアル（全性愛）であることを告白した。
ベラ・ソーンは2016年に、自身がバイセクシュアル（男女ともに性的対象）であることをカミングアウトしている。しかし7月22日、先日、米朝のワイドショー「Good Morning America」に出演した際に「私は実はパンセクシュアル。自分でも知らなかったの。とある人がパンセクシュアルについて詳しく説明してくれて、それだって思った」と語った。
ベラ・ソーンが語るには、パンセクシュアルは相手の肉体的な部分より、性格的なものに惹かれることだという。
彼女は「その存在が好きなの。好きなものが好き。相手が女性、男性、ひとり、複数、あれ、これ、とかいろいろ関係ない。存在そのもの、その性格が好き」と、彼女なりのパンセクシュアルの概念を語った。
では、両性愛を意味するバイセクシュアルとパンセクシュアルはどう違うのだろうか？LGBTの人々のイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織GLAADによると、バイセクシュアルとパンセクシュアルは同等の意味にはならないが、条件によって「バイセクシュアルから細分化したパンセクシュアル」にもなり得るという。
同組織のエリス氏は「パンはバイに比べ、もっと多くの事が含まれます。バイの人は男も女も好きになるけど、性別で人を定義する。パンは相手の性別は重視しない」と、パンの方が性別という概念を重視しないセクシュアリティであると話している。
ベラは今年までラッパーのモッド・サンと長年交際していたが破局し、現在はイタリア出身のバンド「Benji & Fede」のメンバーと交際しているようだ。
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