映画「スター・ウォーズ」シリーズ全作に出演してきた俳優アンソニー・ダニエルズ（72）が、最新作の撮影で自身の出番の撮影がすべて終了したことを報告した。
アンソニー・ダニエルズは、シリーズ第一作「エピソード4/新たなる希望」（1977）から一貫して、C-3POの声と演技を担当してきた。エピソード4～6までの旧三部作、エピソード1～3までの新三部作はもちろん、2015年公開「フォースの覚醒」よりスタートした最新三部作にも参加。「ローグ・ワン」（2016）、「ハン・ソロ」（2018）といったスピンオフや、テレビアニメにも登場する、シリーズ唯一の“皆勤”俳優として有名だ。
しかし、アンソニー・ダニエルズは、1月28日、年末に公開予定の「エピソード9（正式タイトル未定）」でC-3POが登場するシーンの撮影がすべて終了したことを報告。自らのツイッターで、ファンや共演者、スタッフらへ向けて感謝とお別れのメッセージを送った。
「今日が3POにとって、最後のエピソード9。彼と同様、私も悲しんでいます。ですが、私たちはJJ（・エイブラムス監督）と、キャシー（・ケネディ、プロデューサー）が率いる、こんなにも素敵で才能豊かなキャストとクルーと一緒に仕事ができたことを、とても誇らしく感じます」
「すべての人のことを恋しく思うでしょうが、世界中が待ちわびる、非凡な作品を一緒に作り上げられたことを、喜ばしく思います」
Today was 3PO's last on Episode IX. He's sad – so am I. But we're so proud to have worked with such a lovely, talented cast & crew lead by J.J. & Kathy. I'll miss everyone but I'm glad to know that we've been making something exceptional together, to share with the waiting world.
— Anthony Daniels (@ADaniels3PO) January 28, 2019
現時点で、「エピソード9」以降の「スター・ウォーズ」映画シリーズの新展開は、正式にアナウンスされておらず、ダニエルズ演じるC-3POを再び目にする機会の有無は不明瞭だ。しかし彼のもとには、「次こそ3POのスピンオフを」といった続投を心待ちにするコメントが寄せられており、今後に期待されている。
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