俳優のディエゴ・ルナが、2016年に公開された映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の前章となるシリーズの撮影が開始されていることを認めた。ディエゴ・ルナは前作でキャシアン・アンドーを演じており、今シリーズでも再登板する予定だ。
新型コロナウイルスが世界中に感染拡大する前の今年2月、ディエゴは今年中に前日譚の制作が始まることを明かしていた。しかしその後、感染拡大により多くの作品が制作中断や延期に追い込まれており、この作品においても不安の声が上がっていた。それでも予定通り、この秋には撮影をスタートさせたようだ。
先日トーク番組「Jimmy Kimmel Live」に登場したディエゴは、現在ロンドンに住んでいるという。司会のジミー・キンメルから撮影についてたずねられると、「何人かの友人たちとショートフィルムを作っているよ」と最初はごまかそうとしていたが、何とか情報をひきだそうと突っ込まれ、「ルーカスフィルムの、『ディズニー・プラス』に関係するプロジェクトだよ」と答えていた。
制作が進んでいると聞き、ファンも安心したことだろう。ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディは昨年、『ローグ・ワン』の前日譚を2021年に初公開すると発表していた。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、現在は多くの作品が制作を再開させている。ありがたいことに、現時点での撮影はスケジュール通りとされているため、予定通りに進めば来年には公開されることになるだろう。
『ローグ・ワン』の前日譚はディズニーの動画配信サービス「ディズニープラス」で配信される予定だ。「ディズニープラス」では現在、初の実写化ドラマ「マンダロリアン」が人気を集めているが、うまくいけば『ローグ・ワン』の前日譚も人気の起爆剤となるだろう。2021年にすべての映画化作品をストリーミングサービス「HBO Max」で公開すると発表しているワーナー・ブラザースにとって、脅威となることは間違いない。
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