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米カリフォルニア州で同性婚禁止に違憲判決、セレブたちが喜びのツイート

2012年2月8日
2月7日、米カリフォルニア州で同性婚を認める判決が出され、多くのスターやセレブたちが支持を表明している。

カリフォルニア州では、2008年に同性婚が認められ、多くのカップルが結婚。だが、半年後、それに反対する「Proposition 8(提案第8号)」が州民投票により可決され、2009年には同性婚禁止の判決が出された。

これに対し、2組の同性婚カップルが州を相手に訴訟。2010年8月には、連邦地方裁判所が、「同性婚の禁止は合理的根拠がなく、差別を禁止じる合衆国憲法に違反している」などとして、同性婚を認める判決を下していたが、去る2月7日、連邦高裁も「Proposition 8」は違憲だとして同性婚を容認する判断を下した。

今後、反対派が連邦最高裁に上告する可能性も残されているが、連邦最高裁が訴えを却下した場合は、今回の判決が事実上の最終判断となる。そのため、賛成派にとっては、これがカリフォルニア州での同性婚の実現に向けた大きな一歩になったといえる。

Twitterでは、「アリー・myラブ」のポーシャ・デ・ロッシと同性婚をしているエレン・デジェネレスが、「今日、私たちは平等な権利を獲得するためにまた一歩前進したわ。再びProposition 8の違憲判決が出たのよ。これ以上うれしいことはないわ」とツイート。

「Dr. HOUSE」でバイセクシャル美人医師を演じてたオリビア・ワイルド、「モダン・ファミリー」でゲイ役を演じているジェシ・タイラー・ファーガソンのほか、「glee」のコーリー・モンテースらスターやセレブたちが次々と、この判決を支持する喜びのコメントをツイートした。

なお、「ミルク」でアカデミー賞脚本賞を受賞し、自身もゲイであるダスティン・ランス・ブラックは、この裁判をもとに舞台劇「8」を執筆している。来る3月3日には、ニューヨークに続いてロサンゼルスでも、スターたちによる一夜限りのステージ・リーディングが開催される予定。

この公演には、ジョージ・クルーニー、ジェイミー・リー・カーティス、ジョージ・タケイら大物俳優が出演するほか、「ホワイトカラー」のマット・ボマーと「glee」のマシュー・モリソンが原告の同性婚カップルを演じ、「glee」のジェーン・リンチ、「モダン・ファミリー」のジェシー・タイラー・ファーガソンも、キャストに加わると伝えられている。