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ダメ出し連発! 「アクターズ・スタジオ・インタビュー」のホスト、米大統領候補者へ演技のアドバイス!?

2012年5月24日
名物インタビュー番組「アクターズ・スタジオ・インタビュー」のホストを務めるジェームズ・リプトンが、次期米大統領選に立候補した共和党の政治家ミット・ロムニーを独特なやり方で批判している。













【動画】ジェームズ・リプトンによるロムニー氏へ「人間らしく振る舞う」演技の指導


ジェームズはロムニーに対してメッセージ・ビデオを作成。ビデオのタイトルは「どうやって人間らしく振る舞うか。アクターズ・スタジオ・インタビューからロムニー氏へのアドバイス」。ロムニーに向けて自己紹介をしたジェームズは「政治とパフォーマンスは密接な関係にありますよね。最近あなたは世間から批判を浴びていますが、演技によって解決できるかもしれません」と語り、ロムニーの問題点を指摘し始める。

ジェームズはまず、ロムニーの笑い方について「全くダメだ。嘘っぽい。面白そうにしていない。目が笑っていない」と指摘。次にロムニーの落ち着きのなさに着目し、「演技指導者のリー・ストラスバーグは、演技に必要なのはリラックスすることだと説きました。あなたもリラックスしなさい。自分自身を理解できなければ、人々を理解することはできません」とアドバイスをする。

ジェームズのアドバイスはどんどん辛辣に。「あなたは一般人のように振る舞おうとしていますが、全然一般人には見えません。ロナルド・レーガン元大統領も一般人ではありませんでしたが、元俳優だったので、上手くやってのけました」と語り、ロムニーにある演技法を提案する。

「あなたは自分とは違う人物を演じない方がいいです。自分の固定化されたイメージにあう役を演じなさい。自分自身であること、それが唯一の道です」と言うジェームズのアドバイスは、もはや演技アドバイスではなくなっている。

ロムニーをオモシロおかしく批判しているジェームズだが、オバマ大統領については「リラックスしているし、ありのままの自分をさらけ出しているように見える」と評価しているようだ。