「NUMBERS」製作総指揮者が手がける現代版「ロビン・フッド」含む2作品をNBCが発注

人気クライムサスペンス「NUMBERS　～天才数学者の事件ファイル」の製作総指揮者ケン・サンゼルが企画する新番組2作を、米NBCが発注したことが明らかになった。

米Deadlineによると、NBCは、ケンが手掛ける新作ドラマ「Hood」とチリの「Gen Mishima」の企画を発注。ケンは4月にユニバーサルTVと契約を結んだばかり。早くも2作を売却するという快挙となった。

「Hood」は現代版「ロビン・フッド」。強欲な銀行団や買収され民営化した警察署に包囲されたアップステート・ニューヨークで、主人公のイラク帰還兵が奮闘するという物語だという。

「Gen Mishima」はチリのTVドラマ構成となっており、Parox S.A.とテレビ・チリのエンリケ・ビデーラとウラディーミル・リベラがクリエイトした作品とのこと。

番組構成を購入したセルヒオ・アグエロがケンと共に製作総指揮を務める。主人公はジャーナリストとFBI捜査官で、次世代のリーダーを育てることを目的とした試験的学校の生徒だった天才児グループのアンダーグラウンド・カルチャーを捜査する物語とのこと。

元ニューヨーク市警警官だったケン・サンゼルは、CBSテレビ・スタジオで長年、作品を制作。CBSで今年の春に放送された「NYC 22」の製作総指揮/ショーランナーも務めていた。