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Vol. 1 『FRIENDS』ファンの心を揺さぶる、新番組とは……!?

2004年7月27日
甘美な思い出を無残に粉砕する稀代の拙作か、はたまた、テレビドラマ界の『ハックルベリー・フィンの冒険』となりうるか……!?

全米の視聴者(特にシック・コメディファン)は今、この秋から始まる『Joey』との出会いに向け、大いなる期待と不安の中にいる。アメリカのテレビ界に、いや、世界のテレビドラマ界に巨大な金字塔を打ち立てた『FRIENDS』が大団円を迎えたのは、今年の5月のこと。10年という歳月をともに過ごした“友人たち”を失った視聴者は多大な喪失感を覚えながらも、同時に、一つの物語が終焉したことに心地よりカタルシスをも得ていた。そしてだからこそなおさら、主人公6人のうちの一人、ジョーイを主人公に据えたドラマ『Joey』をどのように受け止めてよいのか、戸惑いを隠せずにいるのだ。

『Joey』は、役者としてさらなる成功をつかむためにLAに渡ったジョーイが、家族との交流や仕事に奮闘する姿を描くコメディードラマ。

シリーズ開始当初は、やや思慮に欠けるが甘いマスクと裏表のない性格で女性にモテモテだったのに、シリーズが進むにつれその天然っぷりに拍車がかかり、ドラマ中最大の“愛されキャラ”へと成長をとげた(?)ジョーイ。 

そんなジョーイの人間的魅力は、他者との対比の中で初めて輝くもの。“世界最小デジカメ”が、その小ささを相対化させるため隣にセブンスターを置いてみせるように、ジョーイの愛すべき愚直っぷりを描写するには、スマートで頭脳明晰な人物の存在が不可欠なのだ。『FRIENDS』においては、頭が切れて口が達者なチャンドラーと、博識でインテリなロスがセブンスターの役割を勤めたが、『Joey』ではその役どころとして、ジョーイの甥、マイケルが登場する。このマイケル、なんと20歳にしてロケット科学者という筋金入りの天才というから、その対比で、ジョーイのパーソナリティもよりいっそう強烈な光を放つことだろう。

他の5人の動向は!? 飛び交う願望と推測
さて、ファンにとっての現時点での最大の関心事項は、もちろん、他の『FRIENDS』メンバーの動向だ。果たして他の5人は今作に登場するのか? 彼らのその後は明らかになるのか……!? この案件に関しては、ファンの間で様々な憶測が飛び交っている。

ロス役のDavid Schwimmerが『Joey』で幾つかの話をプロデュースすることから、ロスの登場は確実ではないかというのがもっぱらの評判。また、チャンドラーの出演に関する言及が関係者からあったため、モニカもチャンドラーとともに出てくるのではないかと見る向きも強い。しかし、モニカ役のCourteney Coxが最近出産したばかりのため、それはありえないだろうという声もある。

製作スタッフでは、『FRIENDS』ファミリーの一員であるSherry Bilsing-Graham とEllen Plummerの両氏が、新たにエグゼクティブプロデューサとして加わることが先日発表された。だがその一方で、ジョーイの隣人役で、すでにパイロットフィルムにも出演しているAshley Scottの降板が確定するという一幕も……。

物語の詳細はもちろんのこと、出演者やスタッフを含め、未知の部分はまだまだ多い。『FRIENDS』ファンの眠れぬ夜は、当分続きそうだ。