スーザン・ルイス。少しスリム・・・"> Vol. 22 『ER』スーザン役 2人の子供を持つシングルマザー シェリー・ストリングフィールド| 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ
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Vol. 22 『ER』スーザン役 2人の子供を持つシングルマザー シェリー・ストリングフィールド

2006年6月7日
現在BSで放送中の『ER 緊急救命室11』でERチーフに昇進し、ワーキングウーマンの鏡といった存在のスーザン・ルイス。少しスリムになった姿も素敵ですよね。私生活では今年1月に離婚手続きを始め、2人の子供を持つシングルマザーへの道を進み始めたシェリー・ストリングフィールドを、今回はご紹介いたします!

パーカー・ポージーとルームシェア
コロラド州のロッキー山脈のふもとにある街、コロラド・スプリングス生まれたシェリー・ストリングフィールドは、1967年6月24日生まれ。三人兄弟の長女として生まれた彼女は、テキサス州のスプリングで育ちます。

高校時代は陸上競技と演劇の両方をしていた彼女ですが、最終的には演劇一本にしぼります。その後、ニューヨーク州立大学(SUNY)のパーチェス校で本格的に演劇を学びました。大学時代は、映画『ユー・ガット・メール』などに出演している女優パーカー・ポージーがルームメイトだったことがあります。

大学時代から数多くのオフブロードウェイ舞台に登場するなど積極的に活動をしていた彼女は、大学を卒業後、劇場のボックスオフィスでチケットなどを販売しながらオーディションを受け1989年に米CBSネットワークの長寿昼メロドラマ『The Guiding Light』(1952~)のブレーク役を手に入れます。番組と3年間の出演契約を結び、これが彼女のテレビドラマ・デビューとなったのでした。

数多くの賞にノミネート
契約終了後の約1年間は、女優業を休業してヨーロッパを旅行していた彼女ですが、1993年に米NBCチャンネルの大ヒット警察ドラマ『NYPDブルー』に選ばれてアメリカに帰国。デビッド・クルーソ演じるジョン・ケリー役の妻で弁護士役を演じたものの、なんとすぐに降板させられてしまいます。

しかしすぐに『ER』のスーザン・ルイス役を手に入れて、これが彼女の当たり役となったのでした。

このスーザン役で彼女はゴールデングローブ賞など数多くの賞にノミネートされる他、あのエミー賞にも3回ノミネートされています。

彼のために降板
1996年、当時交際していた彼ともっと多くの時間を過ごしたいという理由で、彼女はあっさりと『ER』を降板してしまいます。降板した時には、しばらく演劇からは離れると言い、その言葉通り1998年の結婚後まで表立った活動はしていません。ちなみに、1998年に結婚した相手は作家のローレンス・ジョセフで、ER降板のきっかけを作った彼ではありませんでした。

母校のニューヨーク州立大学で教鞭をとったり、1998年に映画『54』でマイク・マイヤーズ、サルマ・ハエックと共演、2000年に映画『オータム・イン・ニューヨーク』でリチャード・ギア、ウィノナ・ライダー と共演するなど、少しずつ女優業にカムバックした彼女は、2001年3月に長女を出産した数ヵ月後に、ワーナー・ブラザーズと『ER』に3シーズン出演するという契約を結んだのです。

私生活では、2004年4月に第二子に当たる長男を出産したものの、2006年1月に離婚に向けた手続きを開始してしまいました。

真面目な性格
『ER』がスタートした当初、彼女は台詞を丸暗記するだけでなく、医学書を読み、医学用語を理解しながら話せるようにと努力したのだそうです。実際に救命病棟に行ったりと勉強を重ねたこともあったのだとか。

スーザン役は医者としてだけでなく、私生活でも理解のない両親と身勝手な姉に振り回されたり、恋愛でもかなりの苦労を重ねてきました。彼女は、そんな人間臭い部分が視聴者からの共感を呼びドラマがヒットしたのではないかと冷静に分析しています。

<次回は、ドラマと共に成長した医師ジョン・カーターを演じているノア・ワイリーです。お楽しみに!>