Vol.29 世界中が大注目！　あのTomKatの結婚式

『ER 緊急救命室』関連のコラムを掲載している最中ですが、2006年度最後のコラムということで、今年一番おめでたいニュースとして世界中で話題となった『ドーソンズ・クリーク』のケイティ・ホームズとハリウッドスター、トム・クルーズの結婚式について書きたいと思います！

夢はトム・クルーズのお嫁さん
ケイティ・ホームズは、2004年秋にティーン向けの雑誌インタビューで「誰だって少女の頃"理想の結婚式"を夢みるものだわ。私の夢はトム・クルーズと結婚することだったの」と答えていますが、それから半年も経たないうちに理想の男性、トム・クルーズと交際をスタート。2005年6月に婚約発表、10月に妊娠発表、そして今年4月18日にはトムにとって初の実子であるスリを初産、と猛スピードで愛を育んできました。

産後鬱や妊娠による激太り、トムが信仰するサイエントロジー教への反発や、挙句の果てに「妊娠はしてなかった」「実は赤ん坊などいない」などという様々なデマが流れたものの、ホームズはこれらを一切無視し続けました。愛娘スリを雑誌上で初公開した際に「無責任なゴシップにうんざりで、外に娘を連れ出す気持ちになんてなれなかった」と告白していますが、一部タブロイド誌は写真の赤ん坊がケイティの元彼に似ているなどと騒ぎ出す始末で、二人に関するゴシップはエンドレスに流れている感じがします。

2006年で一番注目された結婚式
辛いことも多かったTomKat（トムとケイティを指すネームです）ですが、秋からウェディングに向けて着々と準備を進めだします。そして、11月18日イタリア・ローマ郊外にあるブラッチャーノのオデスカルキ城で世界中が注目するウエディングを挙げたのです。

式はロサンゼルスのサイエントロジー教牧師により18:30から20分間に渡り静粛に行われました。ケイティはジョルジオ・アルマーニ特注のスワロフスキーのクリスタルが縫いつけられたオフショルダー純白ウェディングドレスに、シルクのアイボリー色のヒールを履き、アルマーニがデザインしたユリの花のブーケを手に登場。トムも、ジョルジオ・アルマーニ特注のネイビーブルーのタキシードで登場。

ジェニファー・ロペスとマーク・アンソニー夫妻、ウィル・スミスとジャダ・ ピンケット・スミス夫妻、ブルック・シールズとＴＶプロデューサーのクリス・ヘンチー夫妻、ジム・キャリーとジェニー・マッカーシー、ビクトリア・ベッカムなどなど豪華ゲストらが見守る中、二人はカルティエのホワイトゴールドの結婚指輪を交換したのでした。

式の間はクラシック音楽が流れていましたが、披露宴ではオペラ歌手のアンドレア・ボチェッリがセレナーデを2曲も二人のために歌ったとのこと。ウェディングケーキは5段のホワイトチョコレートケーキで、中はホワイトチョコのムースでとても美味しかったとのことです。

ちなみに夫婦となった二人のファーストダンスは、イギリスのバンド「フリートウッド・マック」のソング・バードというラブソングに乗せてでした。

気になる結婚費用は
さて、気になる結婚費用ですが･･････ジェニファー・ロペスとマーク・アンソニーの挙式などを手がけたセレブ・ウェディングプランナーの計算では、300万～500万ドル（約3億5千万円～6億円）の間だろうとのこと。

この他に、友人のためにハイヤーしたボーイング757型ジェット機が1時間6千ドル～1万2千ドル（約70万円～140万円）、ケータリング費用が、1万3千ドル（約150万円）、花火代が10万ドル（約1180万円）。そして、現地で手配した警備員（自分たちの分と招待したセレブ客のために雇っています）など、莫大な費用がかかっています。ち

なみに、ケイティがトムに結婚記念として贈ったヴァシュロン・コンスタンタンの腕時計は2万3千ドル（270万円）でした。時計の裏には「I LOVE YOU」と彫られており、トムは将来自分たちの子供の一人にこの時計を譲ると約束したそうです。

値段情報をもう一つ。トムの前妻であるニコール・キッドマンは、二人が式を挙げたとき『The Golden Compass』撮影のためイギリスに滞在していましたが、結婚のお祝いとして2800ドル（約33万円）するクリスタルの花瓶を贈ったと伝えられています。上品なエピソードですよね。ニコールも再婚し幸せそうですし、夫婦時代に養子に迎えた2人の子供両親として上手く協力しあっているようです。

お幸せに！
今年は離婚騒ぎや飲酒運転や麻薬がらみの話題が多かったハリウッドでしたが、来年はTomKatのように幸せな話題が増えるといいなと思っています。

一般に公開された結婚式の写真を見ても二人は本当に幸せそのものですよね。来年は、ケイティの二人目妊娠、なるかもしれませんし、末永く幸せになってもらいたいものです。

＜次回こそは、『ER』で人間味溢れるドクター・ローレンス役を演じたゲストスター、アラン・アルダをお届けします！お楽しみに！＞