マリスカ・ハージテイの父親・俳優ミッキー・ハージティ死去

先日エミー賞ドラマシリーズ部門主演女優賞を受賞した『Law & Order　SVU』に出演しているマリスカ・ハージティの父親で俳優のミッキー・ハージティが死亡した。享年80歳。

ミッキーの広報が発表したところによるとアメリカ現地時間14日ロサンゼルスで亡くなったとのこと。死亡原因などの詳細は明らかにされていない。

ハンガリー移民のミッキーは1950年代にボディービルディングに目覚め1955年にミスター・ユニバースを獲得。1957年に当時セックスシンボルとして有名だったハリウッド女優ジェーン・マンスフィールドと再婚し、同年俳優としてのキャリアをスタートさせた。『Will Success Spoil Rock Hunter』(1957)などジェーンと共演した作品も多い。二人は1964年に離婚し3年後にジェーンは交通事故死している。マリスカはミッキーとジェーンとの間に生まれた。

マリスカは昨年ナショナル・パブリック・ラジオで放送されている番組に出演した際、ミッキーのことを「ちょっとしたスーパーヒーローみたいなものよ」と言い、先月エミー賞を受賞した際も壇上のスピーチで「私が受賞できたのは父親のおかげ」とミッキーに感謝の言葉を述べていた。8月には父親の側に居たいからという理由で『The Tonight Show』への出演を直前で断っており、ミッキーの健康を心配する声があがっていた。

二人はマリスカがブレイクしたドラマ『Law & Order　SVU』シーズン5第9話で共演しており、これがミッキーにとって最後の作品となった。

テレビ映画『The Jayne Mansfield Story』でミッキー役を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーは「自分の夢を叶え大成功した移民の代表的存在であるミッキーは私にとって目標だった。」とコメントしている。