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「アメリ」「ダ・ヴィンチ・コード」のヒロイン女優がハリウッド映画出演に消極的な理由とは?

2013年5月29日
2006年に公開された映画「ダ・ヴィンチ・コード」でヒロインのソフィー・ヌヴーを演じた、フランス人女優のオドレイ・トトゥが、ハリウッドで活動することは全く考えていないことを明かした。

「ダ・ヴィンチ・コード」でトム・ハンクスと共演し、世界的な知名度を得たオドレイは、テレビドラマ出身のフランス人女優。「エステサロン/ヴィーナス・ビューティ」(1999)、「アメリ」(2001)、「ココ・アヴァン・シャネル」(2009)などの名作に出演しており、フランス映画界には欠かせない存在となっている。「ダ・ヴィンチ・コード」は彼女にとっての初ハリウッド映画となり、これを足がかりにアメリカ映画界で活躍するのではないかと、期待された。

しかし、英Radio Timesのインタビューを受けたオドレイは、「『ダ・ヴィンチ・コード』のように、ハリウッド映画に出演することは、かまわないのよ。役を与えてもらうことは、とても光栄だわ。しょっちゅうではなく、たまに出演させてもらえれば、ね。でも、実際にはそう上手くはいかないわよね。ハリウッドの人たちがわざわざやってきて、私を選ぶなんて、ありえないわ。だって、ハリウッドには素晴らしい女優がたくさんいるんですもの」と発言。

「ハリウッドでキャリアを積み上げたいと思うなら、アメリカに移り住まないといけない。私のようなフランス人にとっては・・・友達や家族と離れ離れになることなのよ」と言い、フランスから離れられないため、ハリウッド映画へのオファーをもらえないのだと明かした。

また、オドレイは、「ハリウッドでは、マーケティングやビジネス、消費者に売り込むブランド作りとかが、重要なの。私にはとても無理。そんな型にはまることができないわ」ともコメント。

「それに、ハリウッドでは、みんなから体型を厳しくチェックされるでしょ。ミリ単位で、太った、痩せたって。何を着ているかも逐一チェックされるし、本当にすごいプレッシャーだわ」「そういう環境に満足して、ハッピーだっていう人もいるけど、私は違うの。ノンだわ」とも語り、女優に対する価値観が、フランスとハリウッドでは大きく異なる点でも、無理だと明かした。