ハリー・ポッターに、またまたスピンオフ映画製作企画が浮上？！

先月(9月)、映画「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ映画制作が決定。原作者のJ・K・ローリングが脚本家として参加することが発表されたばかりだが、また新たなスピンオフ作品の可能性が噂されている。

全7作の原作小説を下敷きに、2001年からおよそ10年かけて8本の映画が作られ、完結を迎えた「ハリー・ポッター」シリーズ。いまだ世界中に多くのファンを持つ同作は、派生作品として、前作のキャラクターは登場しないものの、世界観を共有する「Fantastic Beasts and Where to Find Them(原題)」(幻の動物とその生息地)という映画の製作がアナウンスされた。

制作が決定した「Fantastic ～」は、「ハリー・ポッター」に登場する書物のタイトルだが、今回、米E! Onlineなどが伝えたところによると、ワーナー・ブラザーズは、さらに「Quidditch Through The Ages(原題)」、「The Tales of Beedle The Bard(原題)」というふたつのタイトルの商標登録を行ったという。これによって、これらの2タイトルについても映画化の可能性があるのではと囁かれているのだ。

ちなみに、日本においても、「Quidditch Through The Ages」は、邦題「クィディッチ今昔」として現実にも出版されている。「クィディッチ」とは、ファンにはおなじみの、主人公ハリーが得意とする、魔法界のスポーツだ。また、「The Tales of Beedle The Bard」も、「吟遊詩人ビードルの物語」として、書店に並んだ作品で、物語の中では主人公たちにとって、重要な役割を果たした。

シリーズ完結後も、高い人気を誇り、まだまだ新しい展開が期待できる「ハリー・ポッター」シリーズ。今後の発表が待たれる。