あのコワ～いキャリーが本当に現れたら？ 巧妙すぎるドッキリ企画に逃げ惑う人たち[動画あり]

“ホラーの帝王”スティーブン・キングの小説を基にした映画「キャリー」(1976)。人気ティーン女優クロエ・モレッツを主演に迎え、再映画化された同作の全米公開を10月18日に控え、ニューヨークのとあるカフェで、あるドッキリ企画が持ち上がった。

【動画】店内が震撼! リアル「キャリー」に逃げまどうカフェの客たち


ドッキリの仕掛けは次の通り。

席を立った男性が隣に座る女性のコーヒーをこぼしてしまい、それに怒った女性が超能力を使って男性を壁に弾き飛ばしたり、直接触らずして机を動かしたりするという、まさに「キャリー」がやりそうなことを実現するのだ。

しかし、この状況を再現するのはそう簡単ではない。まずはキャリー役の女性に飛ばされる男性がワイヤーでつるし上げられるよう、仕掛けのされたニセモノの壁を用意するところから始まる。次に、テーブルやイスがリモコンで動くよう仕掛ける。そして壁に飾られた絵や本棚の本にはバネが取り付けられており、ボタンを押せば飛び出すようになっている。

お店には役者のお客さんを配置した状態でドッキリをスタート。店内に新たな客が来るたび、キャリー役の女性がキレる、キレる。「アンタなんかあっち行って!」と隣の男を壁に吹き飛ばしたかと思えば、両手を広げてテーブルやイスを動かし、終いには叫び声を上げて絵や本をゴロゴロ地面に落とすのだ。

ここまで手の込んだドッキリ、さすがに誰一人としてウソは見抜けなかったよう。目を見開き、口をアングリ開けて店から飛び出す人もいれば、キャーキャー叫んで頼んだ飲み物を落としてしまう人も。

見ている分には楽しいが、実際こんなドッキリを仕掛けられたらたまったもんじゃないだろう。