スヌープ・ドッグ、 “スヌープジラ”名義でファンク・アルバム完成

4月にスヌープ・ライオン名義でレゲエ・アルバムをリリースし、世界中のファンを驚かせたスヌープ・ドッグ。今度はスヌープジラ(Snoopzilla)と名乗って、プロデューサーのデイム・ファンクと共にファンク・アルバムを完成した。

スヌープは12月10日に全米リリースとなるアルバム「7 Days of Funk」について、「俺とデイムはかねてから一緒に仕事がしたいと思っていた。ようやくできる時が来たから、“ラップや歌、ビートの内容について、誰にも指図されないようなプロジェクトをやろう。今の自分たちにとって気持ちが良いのは何か、という視点から始めよう”ということになった。このアルバムは、今の俺たちにとって気持ち良いものなのさ」とMTV Newsに伝えた。

スヌープ・ライオンのレゲエ・アルバムが好きではなかったファンにも、今回のプロジェクトは気に入ってもらえそうだ。スヌープはジョージ・クリントン&ファンカデリックの名曲に合わせて、キャリアの初期を思い出させるラップを披露している。

各収録曲は、自身も現代のファンク・ミュージシャンとして歩んできたデイム・ファンクによってプロデュースされた。

「僕は長い間スヌープのキャリアを追ってきたから、彼とタッグを組んで、その素晴らしいボーカルと才能のために音楽のベッドを提供することができて、とにかく光栄だった」と彼は語った。

11月23日にデビュー・アルバム「Doggystyle」が発売20周年を迎えたスヌープは、「Bitch Please」や「Beautiful」、「Drop It Like It’s Hot」といった名曲を通じて、シーンを代表するMCとして活躍してきた。新作ではファンク界の先人たちに敬意を表すると同時に、同ジャンルにおける自身の立ち位置も固めたいと思っている。

「俺たちは自分たちを作り上げてくれたファンクが大好きなんだ。敬意を表すと同時に、真新しいファンクを提供するような作品なのさ」と彼は明かした。(MTV News)



【動画】 D-F & Snoopzilla 「7 Days Of Funk」