ハリウッドに「怪獣」ブーム到来！？ 「パシリム」に続け！ アメリカ版ゴジラ「Godzilla」の予告が公開

日本においては、特撮怪獣映画の代名詞ともいえる「ゴジラ」が、ハリウッドに再び進出。新作映画「Godzilla(原題)」の予告編が公開された。

1954年からシリーズ制作が開始され、新作品が公開されるたび、国内で破壊の限りを尽くしてきた怪獣ゴジラ。1998年には、ローランド・エメリッヒ監督の手により、ハリウッド映画化。日本のみならず、ニューヨークを廃墟へ変える「GODZILLA」として国際派スターとなった。そして今回、ワーナー・ブラザーズと、もともとシリーズの大ファンであったというギャレス・エドワーズ監督の手により再びハリウッドへ。今回、はじめて予告映像が公開された。

【動画】緊迫した雰囲気の中、砂塵の中から現れるのは・・・「Godzilla(原題)」予告編


「実際にゴジラが現れたら人類はどうなるのか」というリアルさを追求したというギャレス監督の言葉を象徴するように、映像は緊張で息も荒い軍人の視点からスタート。踏みつぶされた電車や、大穴があけられたビルなど、ショッキングな光景が次々に映し出され、動画2分3秒ごろ、ついに「怪獣」が姿を現す・・・

オリジナル版を生み出した日本へ敬意を払うかのように、動画のラストに映し出されたロゴのバックには、カタカナで「ゴジラ」の文字が。奇しくも今年の夏、ハリウッドきっての“オタク”ギレルモ・デル・トロ(49)が監督した、Kaiju(カイジュー)と巨大ロボット“イェーガー”の戦いを描いた映画「パシフィック・リム」が大ヒットしたばかり。新たなゴジラはハリウッドから吹く「怪獣」旋風に乗ることができるのか。

アーロン・ジョンソン(「キック・アス」シリーズ)、ブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」)、エリザベス・オルセン(「レッド・ライト」)のほか、日本からも渡辺謙(54)、宝田明(79)らが出演するハリウッド版「Godzilla」は2014年7月国内公開予定だ。