アーノルド・シュワルツェネッガー、“おっさんターミネーター”としてシリーズ最新作に「I’ll be back」？

大ヒットSF映画「ターミネーター」シリーズの最新作「Terminator: Genesis(原題)」に、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー(66)の出演が決定。「I’ll be back(戻ってくる)」という約束が、ついに果たされるが、あまりにも長い時が経ちすぎた…?

1984年の第一作公開以来、2003年の第三作までタイトルロールである屈強な殺人アンドロイド“ターミネーター”を演じていたシュワちゃん。2009年公開の第四作では、カリフォルニア州知事として任期の真っ最中だったため、CGでの出演となり、少なからずファンを気落ちさせたが、彼の演じる無敵の戦士T-800が、ついに帰ってくる。ところが30年の時の流れは、アーノルド自身、そしてターミネーターにも少なからず影響を与えるのかも?　米Perezhiltonが、シュワちゃん自身の言葉を掲載している。

自身が演じるターミネーターを、「鉄の骨格。だけど覆っているのは、人間の肉体」と説明するシュワちゃん。それゆえに「ターミネーターの“肉体”は年を取るんだ。ほかの人間と同じように」と持論を展開した。「(人間ほど)早くはないかもしれないけれど、確実に年老いてる」と、新作に関する重要な情報を暴露した。

また、「ターミネーターはタイムトラベルを多く扱っているから、若き日のT-800が出演することもあるだろう」と、まさかのネタバレ?　詳細については「わからない」と言葉を濁したものの、「(このアイディアは)映画を面白くするだろうし、自分自身も楽しい気分だよ」と話している。ちなみにシュワルツェネッガー家の一員として、父親似のイケメンマッチョ長男パトリック(20)も俳優として活躍しているが、親子共演実現の可能性は…?

4月末からはじまる撮影は、今作から新たな監督を迎えることもあり、「大きな試練となるだろう」と話しているシュワちゃん。もちろん、かなりの量のアクションシーンも盛り込まれるようで、「66歳(の自分)には厳しいこともあるかもしれない」と話す彼のライバルは、30代や40代で同じ役を演じたかつての自分だそうだ。映画「Terminator: Genesis」は、2015年7月、全米で公開される。