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HBOが「OZ」ブラッドフォード・ウィンターズの脚本をドラマ化へ

2008年9月30日
米HBOチャンネルで1997年から2003年放送の人気ドラマ「OZ/オズ」を手がけていたブラッドフォード・ウィンターズが執筆した脚本がドラマ化されることが明らかになった。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、HBOがブラッドフォードの脚本「Americatown」をドラマ化する方向で進んでいるとのこと。急激に悪化するアメリカ合衆国に見切りをつけ、海外へ移住するアメリカ人が激増するという「25年~40年先の未来を描いた」ストーリーで、ドラマのタイトルは「チャイナタウン」にちなんだものとのことだ。

ブラッドフォードは「St. Elsewhere」「OZ」の製作総指揮者トム・ フォンタナと共に作品を企画しており、当初は現代の移民問題にスポットを当てた「トラフィック」のようなドラマを考えていた。この企画を聞いた「ホミサイド/殺人捜査課」「OZ」の製作総指揮を務めたバリー・レヴィンソンと「ジュラシック・パークⅢ」「シックス・センス」など数多くの名作を制作しているキャスリーン・ケネディが、「我々も移民をテーマにドラマ・シリーズを制作したいと考えていた」と興味を示し、ブラッドフォードが提案した「将来、アメリカ人が移民となる」というアイデアが採用されたという。

「Americatown」の製作総指揮は、ブラッドフォード、トム、バリーとキャスリーンの4人が務めるのことで、今から大きな注目を集めている。

「OZ」は、1997年にスタートした刑務所を舞台にした人間ドラマ。日本でも現在スーパーチャンネルで放送されているこのドラマは、人種差別、同性愛、麻薬、暴力などが絡んだ激烈なストーリーと描写が大きな話題を呼んだ。