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映画「マトリックス」監督のアンディ・ウォシャウスキーが性転換、ウォシャウスキー「姉弟」が「姉妹」に

2016年3月11日
アンディ・ウォシャウスキー(左)、姉ラナ(ラリー) ※2013年撮影アンディ・ウォシャウスキー(左)、姉ラナ(ラリー) ※2013年撮影
WENN.com
映画「マトリックス」など多くのヒット映画を手がけるウォシャウスキー兄弟の弟、アンディ(48)が、兄同様、トランスジェンダーであることを告白。4年前に女性になり名前をラナと変えた兄ラリーに続き、性別適合手術を受けリリーへと生まれ変わったことを明かした。

リリーになったアンディは、8日に発行されたシカゴのLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)新聞「The Windy City Times」にエッセーを寄稿。その中で、昨年からリリーの性転換をかぎつけたマスコミに「恐くなると同時に憤慨した」と明かし、Daily Mail紙の記者が取材に来たことがきっかけで、自分自身で女性になったことを告白しようと決意したことを明かした。

リリーへと生まれ変わったアンディリリーへと生まれ変わったアンディ
米US Weeklyより


リリーは、これまでカミングアウトしなかったことについて、「姉のラナとわたしは、これまでマスコミを避けてきました。自分の作品について語ることはつまらなくてストレスがたまることだし、自分自身について語ることも完全に腹立たしいことだから」「いつかは世間に公表しなければならないと知っていたけれど……わたしはもう少し……頭の中を整理して自分自身の気持ちが落ち着くための時間が欲しかったのです」と説明。「わたしは、残りの人生も変化し続けることでしょう」とも語った。

ウォシャウスキー姉妹は、1999年に「マトリックス」を手がけてからというもの、ハリウッドを代表するSF映画プロデューサー、監督、脚本家として活躍。「Vフォー・ヴェンデッタ」(’06)や、「ジュピター」(’15)など、数多くのヒット作を世に送り出している。
 
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