クロエ・グレース・モレッツ、休業報道を否定

先日、「予定されている全ての映画への出演をやめた」と明かした若手人気女優のクロエ・グレース・モレッツが、メディアが伝えている休業報道を否定した。

クロエは先週、フランスで開催されたドーヴィル・アメリカン映画祭で受けた米Hollywood Reporterのインタビューで、「予定されていた全ての映画への出演をやめたの。自分がどういう人間なのかを見直したいし。ちょっとこの辺でゆっくりしようと思ったの」と告白。プロデューサー業に専念し、TV番組を2作制作したいことを明かした。

そんなクロエが、9月13日、ニューヨークで開催されたコーチ75周年記念ファッションショーに出席。米E!ニュースのザナ・ロバーツ・ラッシに対して、「何もかも放り出して休みを取るわけじゃないのよ」と弁解。「えり好みしたり、こだわるようになっただけなの。特に演じる役に関してね」「役者っていうのは、選び抜いた役を演じることで自分探しができるの。役を通して、そういう機会が与えられると思うの」と説明し、「わたしの人生において今は自分自身のための時間なのだと感じるのよ。自分がどういう人間なのか、自分が何なのか、何をしたいのか。自分にとってこの業界はどういう意味なのかって考える」と明かした。

「たくさんの素晴らしいストリーミング動画配信サービスとか、(映画やドラマを配信する)新しいサービスが次から次へと出て来るじゃない?私たちは少しずつ慣れて前進しているところっていうか」「だから、ちょっと傍観してみよう、スローダウンしてみようかなと思って。だって、わたしはまだ19歳。先はまだまだ長いのよ。“大ヒットする作品作ろうよ。だから19歳の役者である意味を理解しようとするわたしを助けて”ってことかな」とも説明した。

映画界から身を引いたわけではく、自分探しのためと、ストリーミング動画配信サービスが勢いをつけてきた今だからこそできることとして、TV番組プロデュースをやってみたいのだということを示唆。女優業からも、映画界からも完全に引退したわけでないと強調した。