映画「キングスマン」次回作に、エグジー役タロン・エガートンは出演せず！？

人気スパイ映画「キングスマン」シリーズの次回作に、エグジー役を演じるタロン・エガートン(28)の出演がないことが明らかとなった。

映画「キングスマン」シリーズは、イギリスの秘密組織“キングスマン”を題材にしたスパイ映画。これまで二作が公開され、一作目ではエガートン演じるエグジーがスパイとして見いだされ一人前になるまでが描かれ、続編でも物語の中心を担っていた。

しかしタロン・エガートン自身が、Yahoo Newsのインタビューに対し、「自分は次のキングスマンには出ない」と発言。「これを言っていいのかわからないんだけど」としながらも、自らの立場を説明した。

「次回作に出ないからといって、シリーズから永遠に退くという意味じゃない。マシュー(・ボーン監督)とは数日前にも顔を合わせて、話をしている。いまでも一緒に仕事を続けているよ」

エガートンは、関係者との関係良好を強調しながら、シリーズ降板を明確に否定しており、「ただ単に、次の作品は自分抜きで描かれるだけ」と説明している。

エグジー抜きの「キングスマン」がどういった作品に仕上がるのか、タロン・エガートンは詳細は明かさないまでも「マシュー・ボーンのアイディアは、信じられないほどエキサイティングだと感じたし、参加できないことを悲しく思ったほど」と述べている。

とはいえDigitalSpyは、今回の“エグジー不在”発言は、次回作へ向けたブラフ(はったり)である可能性を補足している。二作目「キングスマン: ゴールデン・サークル」公開前には、前作で死亡した(と思われていた)ことから、ハリー役コリン・ファースの出演は「ない」との見方が強かったにも関わらず、完成した作品には結局メインキャラクターとして登場していたためだ。

映画「キングスマン」シリーズ三作目となる次作は、来年にもプロダクションをスタートし、2019年11月の公開を予定している。なお、日本におけるリリースは未定だ。