カバーだけじゃない、「glee」がオリジナル曲をリリース【音声追加】

※この記事には、日本未放送エピソードで使われる曲についての情報があります。


人気ミュージック海外ドラマ「glee/グリー」でオリジナル曲が使われることが明らかになった。

米EW.comによると、3月15日に放送が予定されている「glee」のエピソードで、番組初のオリジナル曲が披露されることが番組サイドから発表された。披露されるのは「Loser Like Me」、「Get It Right」と題された2曲。これらの2曲は3月8日にリリースされるサウンドトラックにも収録される予定だ。

「Loser Like Me」は、「glee」ファンを指す「gleek」たちの賛歌。アップテンポの曲で、リー・ミッシェルとコーリー・モンテースがメインで歌う予定だという。この曲のプロデュースには、ブリトニー・スピアーズやケリー・クラークソンを手掛けた、スウェーデンのカリスマプロデューサー、マックス・マーティンが参加している。「マックスは今ラジオを“支配”してるんだ」「去年だけで7つのナンバー1ソングを生み出したんだ。」「一緒に組むなら絶対マックスだよ」と、番組の音楽プロデューサー、アダム・アンダースはマックスを起用できた喜びを興奮気味に語っている。

もう一方の「Get It Right」は、番組プロデューサーのアダム自らが、彼の妻やパートナーと共に作り上げた曲。リー・ミッシェルのために書かれたという、この曲は「何をやっても、何度やってもうまくいかない」という切ない気持ちを歌っているという。

番組スタート当初からジャーニー、マドンナ、レディー・ガガなどのヒット曲をカバーし、人気を博してきた「glee」。しかし、ここに来てオリジナル曲を発表したということは、今後はオリジナル曲が中心になるのだろうか?

音楽プロデューサーのアダムは、「今後はもっとオリジナル曲が増えると思う。(番組クリエイターの)ライアン・マーフィーは、リー・ミッシェルをソングライターとして見ているから彼女の書く曲は時々出ると思う。でも、マーフィーがはっきり言ったわけじゃないけど、毎週はやらないと思うよ」とコメントし、レギュラーベースでオリジナルソングを使うことは否定している。

「glee」初のオリジナルソング「Loser Like Me」と「Get It Right」は2月25日(金)、「アメリカン・アイドル」の司会者として知られるライアン・シークレストのラジオ番組で世界初公開される。数々のすばらしいカバー曲でヒットチャートの常連となった「glee」キャストたち。初のオリジナル曲でチャートインするのは時間の問題だろう。

【追加情報】(2月26日)
上記2曲のワールドプレミアのオンエア音声が早くも公開された。曲もフルコーラス聴くことができる。

「Loser Like Me」ワールドプレミア


「Get It Right」ワールドプレミア

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