エルトン・ジョン、人気ロックバンドに対し「くそったれ!」

大御所歌手のエルトン・ジョンが、人気ミュージック海外ドラマ「glee/グリー」への楽曲提供を拒否しているロックバンド、キングス・オブ・レオン(以下KOL)を非難した。

3月31日に、人気深夜トーク番組「Late Night With Jimmy Fallon」に出演したエルトンは、「多くのバンドが『glee』に楽曲を提供したくないって 言っているらしいね。そいつらに対して『おい、くそったれ!よく聞きやがれ!』って思うよ」と「glee」への楽曲提供を拒否しているアーティストたちを非難。具体的にKOLの名を出し、「自分たちの曲を使って欲しくないだなんて、一体、何が問題なんだい?キングス・オブ・レオンたちよ、よく聞いてくれ。君たちが作った曲を使いたいと申し出てくれるのは、この上ない賞賛なんだよ」と、KOLは楽曲提供するべきだったと示唆した。

エルトンに名指しされたKOLは、今年1月、「glee」の製作総指揮者ライアン・マーフィーが「Use Somebody」を、番組で使用したいと申し出た際、拒否したバンド。これに怒ったライアンは、米Hollywood Reporterのインタビューで、「キングス・オブ・レオンのくそったれ」と発言した。これに対して、バンドのメンバー、ネイサン・フォロウィルが Twitterで「親愛なるライアン・マーフィーさん、いい加減にしてくれよ。セラピストにでも行ってくれ。マニキュアしたり、新しいブラジャー買うって のもいいんじゃないかい?」と反撃した。

ライアンは、ネイサンの言葉は同性愛者に対する侮辱だとし、対立がヒートアップ。一部メディアで、「glee」に何回かゲスト出演しているグウィネス・パルトローが、双方に携帯メールを送り、確執を仲裁したと報じられたが、相変わらず冷戦が続いているとも噂されている。

今回「glee」を味方する発言をしたエルトンによって、KOLとライアンの確執は終焉へと向かうのか。業界で大きな影響力を持つとされるエルトンのこの発言に、KOLやライアンがどう反応するのか、注目されている。

【動画】エルトン・ジョンがKOLを非難 (3:00～)

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