リハビリから復帰のデミ・ロヴァート、主演の青春コメディを降板

昨年11月に、精神的・身体的な問題を理由にリハビリ施設に緊急入院していたアイドル歌手、デミ・ロヴァートが、主演を務めていたディズニーの人気青春ドラマ「サニーwithチャンス」を降板することが明らかになった。

米Peopleのインタビューを受けたデミは、「『サニーwithチャンス』に戻ることは、私の回復にとってよくないと思ったの」「カメラの前にいると、神経質になってしまうの」と告白。今後は、歌手活動に専念するとのことだ。

「サニーwithチャンス」は、デミ演じる主人公サニーが、憧れの番組「So Random!」のレギュラーに大抜擢され奮闘する物語。デミがリハビリのため出演できなかった間は、ドラマの中に登場する番組「So Random!」として放送されていた。デミは、復帰することなく、このまま降板してしまうが、番組はタイトルを「So Random!」に正式に変更し放送を続行するという。

放送局のディズニーは、「すぐに女優復帰はせず、今は歌手業に専念したいというデミの決断を尊重します」「デミは才能があるし、まだ若い。健康を取り戻し、逆境を跳ね返していくデミを、我々は、これからも応援し続けます」との声明を発表。理解を示した。

デミは、女優活動を停止し、新しい道へと進むことについて大きな不安も感じていると前置きした上で、「どんな風に展開していくのか、とても楽しみ」と前向きに発言している。

デミは、3ヶ月間にわたるリハビリ入院で、拒食症、摂食障害、自傷症の治療を受けてきたと告白したばかり。躁うつ病も患っていることも明かしている。
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