隠し子スキャンダルでシュワちゃんTVアニメ制作が無期限停止に

5月10日に離婚することを発表し、その後、隠し子の存在を公表したアーノルド・シュワルツェネッガー前カリフォルニア州知事。長年に渡り、家族を裏切り続けたアーノルドの人気は急降下しており、注目されていた新作TVアニメ「The Governator」の制作も中止となってしまった。

スキャンダルまみれとなったアーノルドは、17日、弁護士を通じて、俳優復帰に向けた活動を一時停止することを発表。その数時間後、米TMZは、アーノルドの新作TVアニメ・シリーズ「The Governator」の制作が無期限停止となったと報じた。

本作で、アーノルドは彼自身をイメージしたヒーロー・キャラクターの声優を務めることになっており、すでにプロモーション活動も始まっていた。だが、このたび「The Governator」制作プロジェクトのスポークスマンは、TMZの取材に対して、「一連の出来事を考慮し、『The Governator』の企画・制作を停止することを決定しました」とコメント。但し、「The Governator」の制作が白紙に戻ったのか、騒動が収まるまで一時的に休止されるのか、詳細についての明言は避けた。

アーノルドの弁護士は、「アーノルド・シュワルツェネッガーの意向により、現在企画進行中の映画プロジェクトや交渉中のプロジェクト、全てを当分の間停止するよう要請した」「シュワルツェネッガー前知事は、私的な問題に専念するため、『Cry Macho』や『ターミネーター』続編ほか、全ての企画・制作計画を停止するということです」と説明している。

弁護士は、「俳優活動を再開する時期については、シュワルツェネッガー前知事に一任している」とも発言。今後、アーノルドがマリア・シュウライヴァーと泥沼の離婚裁判劇を繰り広げるのは間違いないと見られており、彼の俳優復帰は当分の間、おあずけとなりそうだ。
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