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「glee」ダレン・クリス、ブロードウェイ・デビューで撮影欠席か

2011年7月26日
人気ミュージック海外ドラマ「glee/グリー」シーズン2で、ゲイの生徒ブレイン・アンダーソン役を演じているダレン・クリスが、ブロードウェイ・デビューに向けて交渉を始めると伝えられている。

米Deadlineによると、ダレンが出演交渉するのは、50年代のサラリーマン社会を風刺したブロードウェイ・ミュージカル「努力しないで出世する方法(原題:How to Succeed in Business Without Really Trying)」。今年3月から「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ主演でリバイバル公演され、先日トニー賞を獲得した人気作である。ダレンは、映画撮影のため降板するダニエルの後釜として、2週間のリハーサルの後、3週間出演する予定。公演期間は、2012年1月3日から22日までで、ミュージカルに出演する場合、「glee」の撮影を1話半、欠席することになるという。

ダレンは、交渉が始まることについて認めてはいないが、「もしミュージカルに出られるなら、それはクールだよね」とコメントしている。

一方「glee」の製作総指揮者ライアン・マーフィーは、ブロードウェイを優先させることについて了承しただけでなく、強く後押ししているという。10歳で初舞台に立ったダレンにとってブロードウェイに出演することは夢であり、ライアンはその夢を叶えるべきだと応援したと伝えられている。また、番組制作会社20世紀フォックスも、ダレンが撮影を欠席することについて容認していると伝えられている。

フィリピン人の母とアイルランド系アメリカ人の父を持つエキゾチックな雰囲気のダレンは、クリス・コルファー演じるカートに大きな影響を与えるキャラクターとして、シーズン2から準レギュラー出演。ポジティブなキャラクターで人気を集め、シーズン3からレギュラーに昇格することが決定している。「glee」での経験を生かして、活動の幅を広げていくのが楽しみだ。
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