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歌姫アデルが年内ツアーを全てキャンセル

2011年10月31日
‎人気海外ドラマ「アグリー・ベティ」にも出演したことがあるイギリス出身のグラミー賞受賞歌手のアデルが、年内に予定していたツアーなどを全てキャンセルし、以前から痛めていた喉の手術を受けることを明らかにした。

23歳になるアデルは、今年6月に咽頭炎のためコンサートスケジュールを変更。10月に入ってからも体調不良を理由に公演を延期しており、ファンの間から心配する声があがっていた。

10月28日朝、アデルが所属するコロムビア・レコードは、公式サイトで「(アデルは)喉に抱えている問題を緩和するため、手術を受ける決断を下しました。病からは完治する見込みです」「医師からは声帯を休め、完全に回復するまで、仕事のスケジュールを立てないようにと命じられています」との声明を発表。復帰時期については触れていないが、2011年に予定されていた北米ツアーやライブなど全てのスケジュールをキャンセルしていることから、しばらくの間は治療を受けながら休息を取るものと見られている。

イギリス出身のアデルは、18歳から本格的に音楽活動を始め2008年にリリースしたデビュー・アルバム「19」が大ヒット。アメリカでは、「30 Rock」のティナ・フェイが、共和党副大統領候補だったサラ・ペイリンと共演した2008年10月18日放送の「サタデー・ナイト・ライブ」に歌手として出演し注目を浴びる。2009年の第51回グラミー賞では、最優秀新人賞と最優秀ポップ女性歌手を受賞。同年5月には、人気ドラマ「アグリー・ベティ」にもゲスト出演した。

【動画】アデルが自宅で歌う「Someone Like You」


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