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「デクスター」主役が契約更新するもシーズン8で終了か

2011年11月19日
現在、アメリカでシーズン6を放送中の人気海外ドラマ「デクスター ~警察官は殺人鬼」が、あと2シーズン制作されることが明らかとなり、それをもってシリーズが終了する可能性が報じられた。

米Deadlineによると、当初、放送局のShowtimeは主演のマイケル・C・ホールに2000万ドル(約15億円)で2年の契約更新をオファーしていたが、マイケル側は2400万ドル(約18億円)を提示して、交渉は難航。だが、このたび、両者の歩み寄りが成立、マイケルは新たに2年の出演契約を結んだ。

これによって、番組は少なくともあと2シーズン続くことが保証されたが、Showtime社長のデヴィッド・ネヴィンズは、物語が終幕に向かうことを示唆。プロデューサーたちとの話し合いの結果として、「(シーズン8で)最後になると断言はできないが、そのようなシナリオで、シリーズは終幕に向かっていることは確か」とコメントした。

アメリカで2006年から放送スタートした「デクスター」は、マイアミ警察殺人課で働くデクスターがスタイリッシュな殺しを繰り返す殺人鬼というユニークな設定、悲劇と喜劇を掛け合わせた斬新な演出が成功し、この5年間でShowtimeのドル箱シリーズに成長している。

今年10月から放送開始したシーズン6は、プレミア放送の視聴率が前シーズンから24%もアップし、視聴者数220万人を獲得。ShowtimeのオリジナルTVシリーズのプレミア放送では、14年間における最高記録を打ち立てた。

さらに、現在もエピソードを重ねるごとに視聴率は上昇中。先週の放送はプレミア放送以来、最多となる199万人の視聴者数を獲得し、これまで、全てのプラットフォームで毎週平均512万人の視聴者数を記録するほどの人気の高さを示している。
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