X JAPANのYOSHIKI、ゴールデン・グローブ賞テーマ曲を担当! 米メディアも大注目

日本のロックバンド、X JAPANのリーダーであるYOSHIKIが、ゴールデン・グローブ賞・授賞式のテーマ曲を担当することが、ハリウッド外国人記者協会から発表され、話題を呼んでいる。これについて、YOSHIKIが米Hollywood Reporterのインタビューに答えた。

今年69回目を迎えるゴールデン・グローブ賞だが、授賞式のテーマ曲が制作されるのはこれが初めて。Hollywood Reporterは、YOSHIKIを“東アジアで最もビッグなロック・スターのひとり”と紹介し、彼のインタビューを掲載している。

YOSHIKIは今回のテーマ曲を作るうえで、「インスピレーションを得たのはハリウッドからでした。古き良き美と、きらびやかなハリウッドを融合させたいと思い、クラシックとロックの要素を持ち合わせた曲に仕上げました」とコメント。ロサンゼルスと東京のスタジオで、35人編成のオーケストラと共に、約1ヶ月のレコーディングを行い、ドラム、ベース、ギター、ピアノなど、YOSHIKIが多くの楽器を自らプレイしていることも明かした。

また、ファンがリリースを待望しているX JAPANの英語アルバムについては、「90%は完成しています。2012年のうちにリリースすることは確かです」と述べ、ワールドツアーや、今回のテーマ曲の作曲で中断があったものの、完成間近であると報告。

さらに、ゴールデン・グローブ賞の注目作を尋ねられると、映画「ドラゴン・タトゥーの女」を挙げ、「とても面白いし、音楽も素晴らしいと思います。(音楽担当のトレント・レズナーとアッティカス・ロスが)去年、『ソーシャル・ネットワーク』でゴールデン・グローブ賞を受賞したのもさすがだと思いました」と語り、今年の賞レースの行方にも期待を見せた。

なお、公式サイトでも、YOSHIKIのメッセージ動画を公開中。今回の大役を「大変光栄で、大きなチャレンジでした」と述べた彼は、世界中のファンに向けても感謝の言葉を送り、「授賞式でお会いしましょう」と締めくくっている。

【動画】YOSHIKIのオフィシャル・メッセージ動画


今年のゴールデン・グローブ賞・授賞式は、アメリカ現地時間、1月15日に開催予定。日本では、AXNにて2012年1月21日(土)8:00pm～10:30pmに放送される。