歌姫アデルがグラミー賞のステージで復帰

喉の手術を受け、休養していたイギリス出身の人気歌手アデルが、2月12日に開催される第54回グラミー賞授賞式のステージで復帰することが分かった。

2008年にリリースしたデビュー・アルバム「19」が大ヒット。2009年の第51回グラミー賞では、最優秀新人賞と最優秀ポップ女性歌手を受賞して、世界的な人気歌手となったアデル。最新アルバム「21」は全世界で1500万枚以上を売り上げ、「2011年最も売れたアルバム」となったが、同年10月末に、彼女は予定していたツアーなどを全てキャンセル、以前から痛めていた喉の手術を受けることを明らかにした。

手術後、アデルは「手術は成功しました。医師のゴーサインをもらうまで休養します」と公式サイトでコメント、術後の経過は良好だと報じられた。そのため、その早い復帰が待たれていたが、このたび、彼女がグラミー賞授賞式に出演することが、主催者から正式に発表された。

これを受けて、アデルは、「今年のグラミー賞授賞式への出演をオファーされたことを、大変誇りに感じています。授賞式に参加できることを光栄に思いますし、数ヶ月ぶりのパフォーマンスをとても楽しみにしています。もちろん、緊張もありますが、復帰のステージとしてこれほどのものはないと思っています」と喜びの声明を出した。

なお、今年のステージには、ジェイソン・アルディーン、ニッキー・ミナージュが初登場するほか、ケリー・クラークソン、フー・ファイターズ、ブルーノ・マーズ、テイラー・スウィフトらがパフォーマンスを披露する予定。

また、ラッパーとして2度グラミー賞を受賞、人気海外ドラマ「NCIS:LA ～極秘潜入捜査班」にも主演しているLL・クール・Jが、授賞式のホストを務めることが決定している。

第54回グラミー賞授賞式は、現地時間2月12日、米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催。日本では、WOWOWプライムにて、2月13日(月)午前9:30より生中継(同時通訳)される。