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マイケル・ダグラスの息子、刑務所内でイジメの標的に? 足と手指を骨折する大ケガ

2012年12月19日
覚せい剤および麻薬の取引で有罪に問われ現在服役中である、ハリウッド俳優マイケル・ダグラス(68)の息子、キャメロン・ダグラス(34)が、刑務所内で暴行を受け、足と手の指を骨折する大ケガを負ったことが明らかになった。米USWeeklyが報じた。

2009年7月、マンハッタンの高級ホテルで覚せい剤の取引を行った疑いで逮捕されたキャメロンは、2010年4月、禁固5年の実刑判決を受けた。その後2011年10月、服役中であるにもかかわらず、刑務所内でドラッグを手配、使用したことから、麻薬所持の罪に問われ、刑期が4年半延長された。

合計9年半の刑期が課せられたキャメロンだが、現在服役中であるペンシルベニア州の刑務所内で暴行を受け、大ケガを負ったという。暴行を受けた原因は、ニューヨークのギャングの一員が、彼に100ドルの懸賞金を掛けたことによるとされている。

というのも、さかのぼること2010年、保釈査問会が開かれた場において、キャメロンの精神科医が、キャメロンがドラッグのディーラーにとって不利な内容の証言をしていたことを誤って明かしてしまったのだ。ドラッグのディーラーは大半がギャングであることから、キャメロンは以降“裏切り者”としてギャングから目をつけられることとなってしまった、というわけである。

精神科医の“うっかり”のお陰で、キャメロンはその際も暴行を受け、大腿骨を骨折。しかし、今回負った大ケガについては、ハンドボールをやっている最中に負ったものと話しているよう。さすがにこれ以上ギャングの目につく行動は控えたい、というところだろうか。

マイケルと前妻のディアンドラとの間に生まれたキャメロンは、名優の家系に育ち、自身も何本かの映画に出演。しかし、13歳からドラッグに手を染めるなど、私生活は荒んでいた模様。一時期は父マイケルの出資を受け、ナイトクラブの経営に手を出したが、約15万ドル(約1170万円)の借金を作り、あえなく事業は失敗に終わったという。

これまで度々暴行を受けてきたキャメロンだが、まだ刑期は半分も終えていない。果たして出所するまで身が持つのだろうか。