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ディスカバリーチャンネル 11月のオススメ番組

2002年10月30日
ディスカバリーチャンネル「カラーで見る大英帝国衰亡の歴史」 世界最大のドキュメンタリー専門チャンネル ディスカバリーチャンネル(スカパー!ch.321、スカパー!2 ch.280、ケーブルテレビ)は、11月も見ごたえのあるドキュメンタリー番組が盛りだくさん!こちらでは、その中でも目玉となる番組にスポットを当ててご紹介する。



『現代史の探求シリーズ』カラーで見る大英帝国衰亡の歴史~貴重なカラー映像を一挙大公開~
放送日時:11月26日(火)、12月3日(火)、12月10日(火)23:00 ~24:00ほか

地球上に生活する人々の約25%が英国を母国としていた頃からまだ100年に満たない。20世紀を通して帝国として君臨していた英国は、各地の植民地及び領土での人々の文化、アイデンティティやものの見方に深い影響を与えている。支配した側と支配された側の両面からこの大英帝国の経験を描写した画期的なシリーズを放送。「カラーで見る第二次世界大戦」、「カラーで見る第二次世界大戦英国の場合」の制作チームが、3部構成で20世紀の英国支配の下に暮らした人々を詳細に描写。1910年から1970年までのオリジナルカラーフィルムを使い、この時代に書かれた手紙や日記など、多くの貴重な未公開資料が登場。イギリス諸島および、英国植民地に住む人々の日常生活も忠実に描かれている注目の作品だ。なお、本作品は『大英帝国衰亡史』の著者として知られる京都大学教授、中西輝政氏の解説と元フジテレビアナウンサー、永島信道氏のナレーションでお届けする、ディスカバリーチャンネル初の日本語完全吹き替え番組。教科書で学んだ歴史が今、映像で登場する!

■ 繁栄にかげりが見えた時(11月26日)
1911年における大英帝国支配下の豪華壮麗なインドのデリー宮廷が、貴重なカラー映像で残されている。第一次世界大戦以来、圧倒的な支配力を手中にしたかに見えた大英帝国だったが、実際にはその体制にほころびが現れ始めていた。英国植民地の中で最大だったのはインドだが、そのインドではガンジーやネールらによる民族自決運動が活発化し、第二次世界大戦を契機に民衆は団結意識に目覚めていた。第二次世界大戦の勝利は、皮肉にも大英帝国の支配の終わりを告げる端緒ともなったのだった。

■ 支配を揺るがす時代の風(12月3日)
マラヤに共産主義の思想が芽生え、英国の不安は現実のものとなる。スエズ紛争への対応を誤った英国は屈辱ばかりか諸国民の批判を受けてしまった。一方、アフリカ大陸では、ガーナのクワメ・エンクルマによる独立運動で民族自決の気運が高まり、ケニアにおいてはマウマウの暴動が発生するなど、植民地支配を揺るがす激しい動きが相次いだ。その勢いはついに止まることなく、1960年代の半ば頃までに、アフリカの支配地図はほぼ塗り替えられてしまった。

■ 帝国支配の遺産(12月10日)
英連邦国家としての新たな時代を象徴するエリザベス女王の戴冠式から番組は始まる。よりよい生活を求めて英国からオーストラリアやカナダへ移住する人々が増える一方で、西インド諸島から大量の移民が英国に流入した。英国が多民族化と異なる文化が混在する社会への変貌を余儀なくされる中、かつての植民地であるオーストラリアやカナダでも先住民とアングロサクソンの関係が変わりつつあった。人々の価値観や意識が急速に変化する中、英国民は大英帝国支配が残した負の遺産とも向かい合うことになる。


密林の部族

放送日時:11月11日(月)~15日(金)22:00~23:00ほか

ディスカバリーチャンネル「密林の部族」地球上には、ほぼ手つかずのままに現代社会の文化から隔離されている地域がある。テレビやパソコン、電話、自動車など、いまや我々の毎日の生活に欠かせない電化製品も、インドネシアのやエチオピアのある地域の部族の人々にはまるで宇宙の産物なのだ。現代技術を伴わず、呪い師や祖先の精神が人間の営みを支配している世界。5番組を通して、そんな彼らの生活や文化を特集する。カンボジアのジャングルに入って霊魂が存在するという村を訪ねたり、インドネシアとエチオピアの部族の慣習を紹介したりする。また、エチオピアの蜂蜜で生計をたてるの人々や、インドネシアの男衆が新しい住まいを探す様子に密着。

■ 霊を宿す家 (12日、17日20:00、18日2:00、12:00、24日11:00)
インドネシアのジベルト島のシマタル族の人々にとっては、楽しむことは仕事より重要である。もし生活を楽しまなければ、体の中に宿る魂が去ってやがて死に至るのだという。呪い師テウ・ジェレックの長男が結婚を機に新しい家を建てることになった。この一大イベントには、家族だけでなく、一族とその祖先、そして森の精霊までもが関与してくるのだ!

■ スルマ族のスティックファイティング (13日、17日21:00、18日3:00、13:00、24日12:00)
スルマの民族が暮らすのはエチオピアの南西、スーダン南部との国境近くの奥地。過去に外部との接触がほとんどなく、伝統的な生活様式が保たれてきた。スルマの男衆は、時には深い傷を負って命を落とすこともある、スティックファイティングという闘いをする。女には、夫への服従を意味するリップ・プレートという慣習があり、少女の頃から唇に皿をはめるのだ。かつては外部の人間を威嚇するための意味もあったという。

■ ミツバチの巣箱と逃げ出した花嫁(14日、27日21:00、28日4:00、13:00、30日17:00、12月1日9:00)
エチオピア西部の高地にある森の片端に生活する部族の主要な生計は蜂蜜である。ミアンゴは300箱を越える巣箱を持ち、そして二人の妻がいるのだが、ある日、一人の妻が、彼に殴られたことを理由に森の反対側の兄弟宅に逃げてしまった。彼は彼女を連れ戻すことができるか?養蜂を背景にした彼らの暮らしを体験してみよう。

■ 狭まる森林とクブ族の苦悩(15日、12月25日21:00、26日4:00、13:00、28日17:00、29日9:00)
インドネシアのスマトラ島中部のジャングルでは、男性の小さな集団が新しい住まいをさがしていた。自身を「森の人々」を意味する「オラン・リンバ」と呼ぶ彼らは外部世界ではクブ族として知られている。家の一族の幼い少年が死亡したため、慣習によって一族は森を移動しなければならないのだ。ところがクブの森は縮小してきているために、外部との人間に接触することで彼らは矛盾をかかえていくのだ。


廃品から生み出される、最強のメカ ジャンクヤード・ウォーズ
放送日時:毎週月曜日 21:00~22:00ほか

現在京都の街中を走行中の(11月末日まで)、エコタクシー「Velo Taxi」(自転車タクシー)をスポンサーにしているディスカバリーチャンネル。リサイクルや、CO2排泄ゼロなど環境に配慮した「Velo Taxi」と同様に、キャシー・ロジャーズとタイラー・ハーコットが司会を務めるこの人気シリーズのテーマもまさに「エコロジー」。参加者は制限時間内で互いにしのぎを削り、鉄くず同然の材料から、スピード・強度ともに最高のメカを作り出そうとする。

■ 廃物で作る消防艦隊 (4日)
準決勝の二組目では、マサチューセッツ工科大の優等生3人組のギークス・チームが、3人の自動車整備員、ピットクルー・チームと戦いを繰り広げる。両チームの課題は、湖の向こう岸まで到達して炎上するビルを消火できるボートを作り上げることだ。ギークスは、古いジープのエンジンと多数のパイプ、さまざまなバルブを使って、上下動する高度な容積式ポンプを作り出す。鮮紅色のバイクを利用したチェーン駆動式で、小型の外輪船にこのメカを搭載した。対するピットクルーは、古い工業用扇風機から遠心ポンプを製作。システム全体を古いフォードのトラックの車体を改造したボートに据えつけた。
 
■ 廃物で作る戦闘車両 (11日)
決勝戦は破壊に次ぐ破壊の連続だ。課題は砂漠で激しく車輪をきしませる戦闘車。リモコンの使用が許されているのは幸いだ。カリフォリニア州で発電所設置に携わるタービンズ・チームと、バージニア州の自動車整備士の面々、ピットクルーが対決。両者共に、知識を駆使して廃材からメカの動力を生みだし、制御する。タービンズがピットクルーのあさってき調達した車両の一台を盗んだ段階で、実質的な戦いが始まった。頭に血がのぼったままの両チームは、白日の下、報復に乗り出す。目指すは優勝!
 
■ 廃物で作るクライミングカー (25日)
頂上に上りつめるのは大変なことだ。その辛さを体感するのは、旅客機整備員のピット・クルーと元パイロットのジェット・ジョックスの2チームだ。急勾配の上り坂を速く上る車を作らねばならない。まず車台を作ってチェーンベルトをモーターバイクのエンジンに取り付けるジェット・ジョックスに対し、ピット・クルーは、アメリカの郵便局の大きな廃棄車に大きなシェビーV8エンジンを搭載させる。試乗ではどちらのチームもトラブル発生!だが、敗北を簡単に認めてしまうわけにはいかない!魔の上り坂の頂上で栄光を勝ち取るのはどちらのチームか?


雄大な自然と伝統文化を紹介 フィンランド特集
放送日時:11月30日(土)19:00~21:00ほか

フィンランドの伝統文化とその自然の美しさを送る2時間特集!夏は太陽が沈まぬ白夜が73日続き、冬は水平線から太陽が出ない日が53日もあるという最果ての地。今月は2つの番組を通してそのたぐいまれな大自然の美しさと共に、ユニークな伝統文化をご紹介する。「秘境の旅:フィンランド」は北のラップランドから南の群島までのフィンランド縦断の旅だ。そしてグローブトレッカー:フィンランド/バルト諸国」では、バルト三国を訪れる。ソンカヤルヴィという小さな町へ赴いて「奥様運び大会」を観戦。理屈抜きで楽しい競技なのだ。

■ 秘境の旅:フィンランド(19:00)
ローレンス・エルマン案内の、最北のラップランドから南下して海に浮かぶ美しい群島までの旅。ラップランドではサミ人のトナカイ番人やロシア国境を守るフィンランド人護衛に出会う。旅の終わりを迎え、フィンランド人魂と文化の発祥に思いをめぐらす。

■ グローブトレッカー:フィンランド/バルト諸国(20:00)
バルト三国と呼ばれるリトアニア、ラトビア、エストニアは言葉も通貨も社会的背景も違う。しかしこの三ヵ国は共にソ連の歴史を背負っている国なのだ。案内役ニール・ギブソンが、美しいビリニュスの町並みや捕虜収容所の跡地を歩く。この地方独特の農園料理やシャーマンと出会ったりもする。旅の終わりにはフィンランドの小さな町を訪れ、世界的に有名な「奥様運び大会」のレースを楽しむ。




(情報提供:ディスカバリーチャンネル ジャパン)
 
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