シンプソンズ　“シーズン１３”ＦＯＸ独占で、1/19（月）より放送スタート

アメリカでも日本でも、FOXの看板番組

1989年にアメリカで誕生した、まっ黄色のキャラクターでお馴染みの『シンプソンズ』。なんと15周年を迎える現在も、全米FOXネットワークのプライムタイムで放送中の長寿アニメーションシリーズだ。アメリカのTV界のプライムタイムを見渡しても、エンターテインメントのジャンルで、これほどまでに息の長い人気番組は例がなく、まさしく国民的な人気番組だといえるだろう。日本のFOXでも開局以来、看板番組の1つとして放送してきたこの『シンプソンズ』の、日本未公開となる“シーズン13（全22話）”が、2004年1月19日（月）夜9時より放送スタートだっ！！

出演することがスターの証？！
『シンプソンズ』が、たかがアニメ・されどアニメ！と言われる証として、大物ゲストスターたちがこぞってこの国民的人気番組に登場している。はちゃめちゃなシンプソンズ・ワールドに出演することこそが、いまやスターの登竜門になっているのだ！！

シーズン13でもびっくりするような大物ゲストたちの登場に度肝を抜かれるだろう。　ハリウッドスター陣からは、映画「007」でお馴染みのピアース・ブロスナン、全米NO．１人気のシットコム「フレンズ」チャンドラー役のマシュー・ペリー、シンプソンズの実写版?!という呼び声も高いシットコム「マルコム in the middle」ママ役のジェーン・カズマレック、貫禄ものの大スターポール・ニューマン、色男役で有名なリチャード・ギア、映画「キューティー・ブロンド」のリース・ウィザースプーン、コメディ映画でひっぱりだこのベン・スティラー等、早々たるメンバーたちだ。また、第284話「Gump Roast」というエピソードでは、大女優のエリザベス・テーラーやキム・ベイシンガー＆アレック・ボールドウィン夫妻や、U２やN’Syncといった超有名なミュージックバンドグループ等が一堂に会す超豪華エピソードにも乞うご期待！

平凡な一家が繰り広げるブラックユーモア満載のストーリー
マット・グレーニン製作総指揮『シンプソンズ』は、全身“真っ黄色”という独特な容姿が目を引くのは勿論のこと、非社会的な発想とブラックユーモアや社会風刺を、ふんだんに織り交ぜたエピソードが特徴。奇妙な悲哀とまろやかな辛辣さ…そんな要素が絶妙に入り混じった、ジャンルを超えアメリカのお茶の間を爆笑に渦に巻き込むアニメーションシリーズ。架空の町スプリングフィールドに住むシンプソンズ一家は、一見どこにでもいるほのぼの家族なのだが、実はかなりの個性派ぞろい。スプリングフィールドの町にはかなり可笑しな面々が強烈に脇を固めており、世界支配を目論むとてつもなく非常識な電子力発電所の社長や、ストーリーの随所に社会や政治に対する痛烈な風刺や、時代や世相を反映したブラックユーモアが炸裂するアニメーションなのだ。　

シンプソンズが社会現象を巻き起こす？！
オックスフォード英語大辞典のオンライン改訂版に『シンプソンズ』のホーマーが頻繁に使う【 d’oh! 】という言葉が新単語として仲間入りを果たした。同辞書による【 d’oh! 】の定義は、「苛立ちを示す表現／物事が悪い結果になったり、自分が馬鹿げた言動をしたと気付いた時に使う／あるいは他人の言動にあきれた時に使う」とあり、ホーマー・シンプソンズを演じる声優のダン・カステラネタ氏が一般化させたとの説明も。ちなみにこの台詞、日本語吹替え版では「どっ！」と表現されている。

シンプソンズ一家の紹介

父： ホーマー・シンプソン　（声：大平　透）
愛する家族を幸せにする夫、父親になるべく、常に理想は高くもとうとしているが、実際は教育もそっちのけといったダメ親父の典型。髪の毛はほとんどなく、ビールやら甘い物のおかげでお腹はぽっこり。スプリングフィールドの原子力発電所で安全管理官として勤務するサラリーマンなのだが、サボってばかりでうだつが上がらない。ヒッピー時代に家を出ていってしまった母親の分までホーマーを愛し育ててくれた父親（エーブ）の育て方が影響していると思われる・・・。学業の成績が最悪だった高校時代にマージと出会い見事に結婚。１男２女をもうけ幸せな家庭は順風満帆？！好物はドーナツ、ビール、マージのお手製ポークチョップ。苦手なものは、バーンズ社長、庭仕事、隣人のネッド・フランダース。何はともあれ、尊敬すべき米国の父親像の原点なのだ？！

母： マージ・シンプソン　（声：一城　みゆき）
シンプソン一家の‘縁の下の力持ち’的存在の母親マージは愛情深い人で、ホーマーやバートが騒ぎを起こしても常に家庭の平和を守ろうと努力している。見ての通り彼女の特徴は町１番の高さを誇るヘアスタイルで、なんと１本のピンのみで束ねられているんだとか。加えて、服装の野暮ったさから米国のＴＶガイド誌でワーストドレッサーの１人に選出されてしまった経験もあり。いい加減な旦那ホーマーを愛する一方、ステキなボーリングプレイヤーに恋心を抱いたり、近所のルースとの不倫に走りそうになったりしたことも・・・。

長男： バート・シンプソン （声：堀　絢子）スパイク・ヘアにスケートボードがトレードマーク。そしていたずらと減らず口にかけては天才的な10歳。シンプソンズ一家で最も要注意な人物で、スプリングフィールドの中でも無敵のトラブルメーカー。人を楽しませたい気持ちと人の邪魔をしたいという気持ちとの狭間にいて、常にその両方を実行してしまうらしい・・・。いわば、少年期特有の天使と悪魔の二面性を持ったキャラクターなのだ。妹のリサを面倒みる優しい妹思いの一面もある。ピンチを切り抜けるワザは天下一品！

長女： リサ・シンプソン　（声：神代　知衣）
家族からは早とちりとみくびられているが、実は一家の中で唯一の知識人。小学２年生らしからぬ情感あふれるサックス演奏をこなし、しかも8才にして大学に入れるほどの学力保持者。過去には、得意のエッセイで“ワシントンＤ.Ｃ.家族旅行”商品も獲得している才女。夢は世界平和のほかに「ポニーを飼うこと！」というベジタリアン。兄バートのいたずらに振り回されながらも、最終的にはバートのことを誰よりも慕う可愛い妹なのだ。

次女：　マギー・・シンプソン
一家の中で最も純真な心を持つ1歳の女の子。まだ言葉を喋れないため、おしゃぶりを鳴らすことによって喜びや怒りなどの感情を巧みに表現する。転んでも落っことされても決して泣かない理想的な赤ん坊であるが、どうやら当人は１日も早く言葉と歩き方を習得したがっているとか…。将来はバートのようないたずらっ子になるか？リサのような秀才になるかが不明。

おじいちゃん：　エーブ・・シンプソン
あまり知られていないが、ホーマーの父エーブは第二次世界大戦で勲章を受けたことがある。また意外にもトイレの発明者でもある。偉大な米国の苦労者でありながら、ほとんどの人がそれを知らないというのは、誰もが彼の存在を無視しているから。エーブが話し始めると、たいていは周りには誰もいなくなってしまったりするのだ。普段はスプリングフィールド老人ホームで、柔らかい食べ物を好み、友達に囲まれて生活している。また幸運なことに、仕事を引退してから描き始めた「イッチー＆スクラッチー」というアニメシリーズが見事に受賞を果たしたこともあるのだが、彼自身がアニメ協会をこっぴどく怒らせてしまってからは一度も日の目をみていない・・・。


（情報提供：ＦＯＸチャンネル）