ドラえもんから三つ星シェフに!? 仏俳優ジャン・レノ来日! 艶やかドレスの川島なお美と料理談義

フランスを代表する名優ジャン・レノが最新作「シェフ! ～三ツ星レストランの舞台裏へようこそ～」を引っさげ、緊急来日。4日(火)、「フレンチの神様」と称される名店ジョエル・ロブションの日本店にて女優の川島なお美とトークショーを行った。

アレクサンドル(ジャン・レノ)は、パリ有数の超高級三つ星レストランのベテラン・シェフ。しかしながら、新メニューがひらめかないというスランプに陥っていた。そんな折アレクサンドルは、天才的な舌を持つ元シェフで今は老人ホームのペンキ塗りをしているジャッキー・ボノ(ミカエル・ユーン)と出会う。次の審査会で星の数を維持するべく、アレクサンドルはジャッキーや老人ホームの厨房で働く素人シェフらと共に新メニュー開発に乗り出す--。

特別ゲストとしてジャン・レノが会場に現れると招待客として呼ばれた各界の美食家たちは歓声をあげ、ジャンを歓迎。予想以上の手厚い歓迎だったのか、ジャンは「恥ずかしい、シャイだから」と言って、ステージには上がらず、ステージ横で「サンキュー。ここに来てくれてありがとう」とコメント。

トヨタのテレビCMで日本の人気キャラクター、ドラえもんを演じたことでも話題を集めたジャンだが、今回演じた“シェフ”という役柄について、「シェフには敬意を抱いている。非常に難しい職業だと思うよ。毎日毎日クオリティの高いものを提供しないといけないしね。ここにいる方たちみたいに味に厳しい方も多いし(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。

その後、美食家代表として艶やかなドレスを着た川島さんが登場すると、ジャンは川島さんの美しさに釘付け。「本当に魅了されているよ。ありがとう」と答えると、川島さんは流ちょうなフランス語を披露。しばし、ジャンとフランス語での会話を楽しんでいた。

川島さんは、本作の一つのテーマである“食事”と“愛”について、「私もシェフパティシエである主人に毎日ご飯を作って、私の愛を食べてもらっています。それが何年後かの健康につながると思っているので、ヘタでも愛、心を込めて作っています。私は彼にとっては三つ星の存在でいたいんです」と夫への愛情がどれほどのものなのかを語った。

最後にジャンは本作について「僕は自分のために料理を作るということはしないが、愛する友人や家族のために作ることはあるよ。この映画は料理についてを哲学的に語っているのではなくて、やっぱりコメディなんだ。観る人には大いに笑ってほしいね。そして、男性に一つアドバイスを差し上げます。女性のために料理を作るということは、非常に有効的な誘惑の武器だよ」とコメント。招待客は映画とジャン本人の魅力に酔いしれているようだった。

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【動画】映画「シェフ!～三ツ星レストランの舞台裏へようこそ～」予告編


■映画情報

12月22日(土)より銀座テアトルシネマ、新宿シネマカリテほか全国順次公開

公式サイト: //chef.gaga.ne.jp/

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