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「30 ROCK」トレイシー・モーガン、腎臓移植手術成功

2010年12月22日
人気海外ドラマ「30 ROCK/サーティー・ロック」でコメディアン、トレイシー・ジョーダン役を演じているトレイシー・モーガンが、腎臓移植手術を受けていたことが明らかになった。

トレイシーは1996年に糖尿病と診断されたが、当初は病気を深刻に考えず、医師に指示された通りの治療を受けなかった。そのため病状が悪化し、医師から「このままだと足が壊疽して切断することになる」と宣告されてしまった。それ以来、毎日インスリンを打つなど、真面目に治療を受けていたが、このたび腎臓移植手術を受けることになったという。

米EWによると、トレイシーは12月10日前後に腎臓移植手術を受け、手術は無事成功したとのこと。術後の経過も良好で、すでに退院している。17 日には、トレイシーがNBAバスケットボール、ニューヨーク・ニックスの試合を観戦する姿が目撃されており、スポークスマンも「とても順調に回復している」と発表した。

しかし、トレイシーが「30 ROC」の撮影現場に復帰するにはまだ早く、2011年3月に放送される予定のシーズン5後半のエピソードで2~3話、彼が出演を休むことが決定したとのこと。

ドラマのストーリー上は「トレイシーの身にとてもうれしい出来事が起こり、番組への出演を控えなければならないほど舞い上がってしまう」という設定を検討しているそうだ。

ちなみに、トレイシーは「30 ROCK」キャストの中で2人目の腎臓移植患者。トレイシー・ジョーダンの取り巻きであるグリズ役を演じているグリズ・チャップマンも、今年7月に腎臓移植手術を受けている。グリズは重度の高血圧で人工透析を受けていたが、移植手術後は健康を取り戻し、短期間休んだ後、番組に復帰している。
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