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忠臣蔵の次はカンフー! キアヌ・リーヴスが米中合作映画で監督デビュー

2011年12月20日
映画「マトリックス」シリーズで知られるハリウッド俳優キアヌ・リーヴスが、米中合作のカンフー映画で監督デビューを果たす。

キアヌが、初めてメガホンをとることになった映画のタイトルは、「Man of Tai Chi(中国語タイトル:太極侠)」。中国メディアは、米Universal Pictures、Village Roadshow Pictures Asia、中国電影集団、万達集団の共同製作で、製作費が約2億香港ドル(約20億円)であると報じている。

本作に主演するのは、キアヌに太極拳を指導した先生であり、「マトリックス」でスタント・チームのメンバーだった陳虎(タイガー・チェン)。また、キアヌ自身も、主人公の敵役を演じるという。

キアヌは、すでに11月から、北京や香港にてキャスティング・オーディションを行っているとのこと。出演者候補には、すでに「イップ・マン」のサイモン・ヤム、「男たちの挽歌」のティ・ロンといった、大物俳優たちの名前が挙がっている。

さらに、ヒロインを演じる女優について、キアヌは「特別に美人である必要はなく、独立心のある聡明なタイプを求めている」と伝えられており、特に時間をかけて検討しているという報道も。これまで、「SAYURI」のチャン・ツィイー、「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」のジョウ・シュン、「新宿インシデント」のシュー・ジンレイ、「ツインズ・エフェクト」のジェシー・ホー、「カンフーハッスル」のホアン·シェンイー、「神雕侠侶」のリウ・イーフェイら、中国・香港を代表する有名女優の多くがオーディションに訪れているという。

なお、武術指導は「マトリックス」のユエン・ウーピンが行う予定。映画は中国語と英語のセリフが半々となり、来年2月にクランクイン、北京、香港、マカオなどで撮影が行われる。

ちなみに、キアヌは「忠臣蔵」をベースにしたハリウッド超大作「47 RONIN」に主演することも大きな話題を呼んでいる。同作には、米TVシリーズ「LOST」「リベンジ」出演の真田広之、ハリウッド映画「マイティ・ソー」「バトルシップ」出演の浅野忠信、アカデミー賞ノミネート女優の菊地凛子のほか、柴咲コウ、赤西仁ら豪華日本人キャストが出演、2012年12月の日本公開が予定されている。

いずれの作品も、アジアの文化をテーマに、アジア人俳優と共演するキアヌ。いったいどんな映画に仕上がるのか、日本でも大きな関心を集めそうだ。
 
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