馬死亡事故で終了のドラマ「Luck」監督の音声流出、「打ち切りはメディアのせい」

3頭の馬の死亡事故を受け、3月14日に放送終了が決定した米HBOの競馬ドラマ「Luck」の監督が、「番組の打ち切りはメディアが事件を不当に報道したからだ」と説明している音声ファイルが公開された。

米芸能情報サイトTMZは、「Luck」の監督マイケル・マンが制作スタッフに打ち切りを伝えていると見られる会議の音声ファイルを公開。この中で、マイケルは打ち切りが決まった経緯を説明している。放送局のHBOがその決断をしたのかという質問に対して次のように答えている。

「そこ(HBO)からはじまったんだ。彼らが、馬の事故が起こった瞬間から、それは我々がする他のどんな仕事よりも大きなニュースになっていく様子を見ていたんだ。メディアが不当にこのニュースを報道していただろう。TMZや他のメディアだよ」

「Luck」を放送するHBOの公式声明では、「Luck」は高い安全基準のもと撮影されていたが、今後も事故が起きないことを保証することはできないため、番組の終了を決断した、と説明していた。

TMZがどのような経緯でこの音声ファイルを入手したのかについては明らかにされていない。

【音声】「Luck」監督が制作スタッフに番組終了について説明している