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ゲイカップルを描いた米新ドラマを放送局がボイコット

2012年8月28日
人気海外ドラマ「glee」のクリエイター、ライアン・マーフィーが手掛けるNBCの新コメディ・ドラマ「The New Normal」が、宗教的な理由でユタ州ソルトレイクシティのテレビ局KSL-TVでの放送を拒否されている。

「The New Normal」は、ロサンゼルスに住むゲイカップルと、彼らの子供の母親代わりとなる女性を描いたドラマ。

末日聖徒のイエス・キリスト教会(モルモン教会)が保有している、NBCの系列局KSL-TVは、ドラマがモルモン教の宗教的価値観と伝統的な家族観に相反するとし、放送しないことを決めた。

KSL-TVのオーナーであるジェフ・シンプソンは、「このドラマは、いくつかの点で不適切であると思われます。特に家族一緒に見る時間帯での放送には向いていません」と声明を発表している。

KSL-TVがドラマの放送を宗教的な理由で拒否をしたのはこれが初めてではない。

2011年の6月、KSL-TVは60年代のプレイボーイ・クラブを舞台にしたドラマ、「The Playboy Club」の放送を拒否した。

KSL-TVに拒否された新ドラマ「The New Normal」は、アメリカで9月11日に放送予定。
 
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