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“ネクスト・ジョニデ”アーミー・ハマー初来日インタビュー[その1]俳優を志したきっかけは、映画「ホーム・アローン」だった

2013年5月17日
アーミー・ハマーアーミー・ハマー
ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー、ジョニー・デップという映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」3部作トリオによる最新作「ローン・レンジャー」で、タイトル・ロールに抜擢されたアーミー・ハマー。“ネクスト・ジョニー・デップ”との呼び声も高いアーミーは、もとは「デスパレートな妻たち」「ゴシップガール」といったTVドラマで経験を積んだのち、映画界への進出を果たした役者だ。

そして、主人公にアイデアを盗まれたとして訴訟を起こす双子を1人で演じきった「ソーシャル・ネットワーク」(10’)でトロント映画批評家協会賞助演男優賞を受賞。一躍脚光を浴びる存在となった。その後「J・エドガー」「白雪姫と鏡の女王」などのハリウッド大作に出演。次回作では、トム・クルーズとの共演も決定するなどハリウッドから熱い注目を集めている。

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そんなアーミーの父は、映画製作会社や出版社などいくつもの会社を所有するやり手実業家。また、曾祖父は石油王だったりと、ビジネス一家の子息として誕生した。ビジネス家系に生まれた彼がなぜ、役者を志すようになったのか、そして今後のキャリアの展望とは――? 30代から花開くことが多いハリウッドで、26歳にしてその夢をつかんだハリウッド界期待のホープ、アーミー・ハマーに語ってもらった。


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Q. 今回が初来日となりますが、もともと日本にどのようなイメージを抱いていましたか? 初来日してみての感想は?

(アーミー・ハマー)A.
もともと日本の文化や歴史にものすごく興味があって、日本に関する本を読んでいたこともあったんだ。歴史のおもむきなんかを肌身で実際に感じることができて興奮しているよ。とっても楽しいです。


Q. 日本で何をしてみたいですか?

A.
日本の全てを見てみたいな。実は僕の妻(モデル: エリザベス・チェンバース)は、日本に住んでいたこともあったから、色々と情報を聞いているんだ。魚市場や富士山に行ってみたいね。ただ、残念ながら今回の滞在は短い期間になるから厳しいけど、がんばるよ!


Q. 俳優になろうと思ったのはいつですか?

A.
「俳優になりたい!」って思ったのは11歳のとき。ただ、その時は両親に猛反対されて俳優の道をあきらめたんだ。幼くしてこの業界に入ると心を病んでしまったり、自己形成の途中に逸れた道に進んでしまったりする人も多いから、そのときは親に止めてもらって良かったと今では思っているよ。


Q. 先ほど子供のときに役者になりたいと思ったと仰られましたが、影響を受けた作品があったのでしょうか?

A.
11歳のときにマコーレー・カルキン主演の「ホーム・アローン」を見たんだけど、そのときすごい強烈な印象を受けたんだ。そしたら、その日の夜に自分がマコーレーのように自分が主演の映画で、演技をしている夢を見たんだ。それで翌朝、「こんな楽しい職業はないだろう!」って思って俳優を志したんだよ。そして17歳のとき、本格的に演技の道に進もうと思って高校を中退して演劇学校に通い始めたんだ。


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